カーティス・ブレイズ

カーティス・ブレイズ

基本情報

カーティス・ブレイズ（Curtis Blaydes、1991年2月18日生まれ）は、アメリカのシカゴを拠点とするプロフェッショナルな総合格闘家です。彼は現在、UFC世界ヘビー級ランキングで5位に位置しています。所属はエレベーション・ファイトチームであり、その実力は多くのファンや専門家によって評価されています。

履歴

幼少期からのスポーツキャリア

ブレイズは、デ・ラ・サル学院に在籍中にレスリングを始め、見事に州王者の称号を獲得しました。彼のレスリングにおける戦績は95勝18敗で、121回のテイクダウンを成功させた実績があります。また、学院時代にはアメリカンフットボールのデフェンシブエンドとしても活躍し、多才なスポーツ選手であることが伺えます。

卒業後は、ノーザンイリノイ大学でレスリング奨学生として学び、後にハーパー大学に編入。そこでNJCAAのヘビー級選手権で優勝し、その後、プロの総合格闘技キャリアに専念するべく大学を退学しました。

プロデビュー

2014年にはプロ総合格闘家としてのキャリアをスタートし、小規模な大会で全勝を記録。着実に実績を積んでいきました。

UFCでの歩み

ブレイズは、2016年4月10日にUFCデビューを果たしました。しかし、初戦はフランシス・ガヌーとの対戦でドクターストップによりTKO負けという結果に終わりました。ここから彼のUFCでのキャリアが始まります。

その後、いくつかの試合で勝利を重ね、2017年にはアレクセイ・オレイニクやマーク・ハントなど、強敵たちに次々と挑戦し、成功を収めました。特に、UFC 225でのオーフレイム戦では圧倒的な内容でTKO勝ちを収め、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞しました。

しかし、勝ち負けを繰り返す中で、2019年のフランシス・ガヌーとの再戦ではTKO負けを喫するなど、厳しい戦士としての現実が待ち受けていました。

近年の試合

2020年には、元UFC世界ヘビー級王者ジュニオール・ドス・サントスを相手にTKO勝利を収め、さらにアレキサンダー・ヴォルコフとの試合でも完勝し、評価を大きく高めました。しかし、2021年には逆転TKO負けも経験し、厳しい戦いを強いられています。最近の試合では、2023年にセルゲイ・パブロビッチと対戦し、TKO負けを喫しましたが、自身のスタイルを貫くための努力は続けています。

人物像

幼少期から吃音症を抱え、中学時代にはイジメにも遭った経験を持つブレイズ。しかし彼は、逆境を乗り越えながらも強靭な精神力を養い、成功を収めています。また、彼は既婚者で女児の父親でもあり、家族との時間を大切にしています。

戦績

ブレイズは、数々の勝利を積み重ね、UFCの舞台でその技術を磨いてきました。これからの彼の活躍にも注目が集まります。今後の試合ではどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、多くのファンが期待しています。

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