キヅール

キヅール：いわてグルージャ盛岡の愛されるマスコットキャラクター

キヅールは、Jリーグに所属するいわてグルージャ盛岡の公式マスコットキャラクターです。2016年にデザイン公募が行われ、愛らしい折り鶴をモチーフにした独特のキャラクターが誕生しました。

誕生までの経緯

キヅールのデザイン募集がスタートしたのは2016年5月のことで、クラブの名称の由来である「鶴」をテーマにすることが求められました。この企画は最初、新たなマスコットを発表するために様々な選考を経て、2017年3月にファンの票によって選ばれる方針となりました。

2017年7月1日に発表された結果、選ばれたのはキヅールでした。このキャラクターは、その可愛らしい姿に加えて、他の候補と異なる折り鶴をテーマにしたデザインで注目を集めました。クラブの広報担当者も、キヅールの独自の魅力を強調しています。

名前の由来と意味

キヅールという名前は、「祈り」と「鶴」を掛け合わせたもので、まさに勝利を祈る存在として多くの人々に愛されるよう願いが込められています。キャラクターの翼の部分には「MORIOKA」と「GRULLA」といったクラブ名の英字ロゴが描かれており、2019年のクラブ名変更に伴いロゴも見直されています。

初お披露目と特徴

キヅールのクラウドファンディングプロジェクトが進行中の中、初めての実物が登場したのは2017年10月15日のいわぎんスタジアムでのFC琉球戦でした。ピッチに登場したキヅールは、軽快なパフォーマンスを通じて観客を魅了し、選手とともに素晴らしいプレーを見せました。特に、彼がボールをドリブルし、ゴールを決めた瞬間は多くのファンの記憶に残っています。

さまざまな趣味と性格

キヅールは、折り鶴でありながら「折れない心」を持ったキャラクターです。サッカーも「そこそこ」得意で、落語が好きだというユニークな一面も持っています。特に好きな芸人は鶴瓶と仁鶴で、得意なダンスは「鶴の恩返し」です。また、選手たちからは勝利を祈願する神様としての存在とみなされています。

2020年以降の活動

2020年には『ゆるキャラグランプリ2020 THE FINAL』に出場し、さらなる知名度を獲得しました。しかし、2021年8月には入院を余儀なくされ、活動を一時的に休止。9月には元気に復帰し、ファンと再会することができました。

最後に

キヅールは、その愛らしい姿と魅力によって、いわてグルージャ盛岡の大切な存在です。このキャラクターは、地域の人々やサポーターに愛されることを目指し、日々活躍しています。

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