キャナガワ

『キャナガワ』は、テレビ神奈川（tvk）で2004年12月から2005年9月20日まで放送されていたローカルバラエティ番組です。毎週日曜日18時10分から19時までの1時間、若手芸人たちによる笑いと情報満載の企画が展開されました。

番組は、お笑い芸人・山口智充（DonDokoDon）を司会に、アシスタントの原万紀子、中継リポーターのだいたひかるら個性豊かな出演者陣を迎え、デジタルハイビジョンで制作されました。

主な企画コーナーは以下の通りです。

お笑いファイティング: 毎回4組の若手芸人たちが持ちネタを披露する、番組のメインコーナー。芸人たちのフレッシュな笑いが炸裂しました。

キャナガワ自由研究: 若手芸人たちが神奈川県内の気になる場所を独自に調査し、その結果を発表するコーナー。神奈川の魅力を再発見できる、地域密着型の企画でした。調査対象は、地元の隠れた名店から歴史的建造物、風変わりなスポットまで多岐に渡り、視聴者に様々な情報を提供していました。

キャナ天: 若手芸人たちが2チームに分かれ、様々なゲームに挑戦するコーナー。白熱したゲーム展開と、芸人たちの個性あふれるパフォーマンスが、視聴者を飽きさせませんでした。勝敗予想や、視聴者参加型の企画を取り入れるなど、工夫を凝らした演出も見られました。

しりとりんごちゃん (2005年4月3日 - 2005年8月30日): お笑いコンビ・チーモンチョーチュウが、インターネット電話帳で検索した神奈川のスポットを訪れ、そこで出会った人にしりとりを続けるコーナー。しりとりワードに「りんご」が登場するとクリアとなり、冠コーナーを獲得することができました。街の人々との交流を通して、地域の魅力を再発見する、ユニークな企画でした。

恋するキャニカミ: 「しりとりんごちゃん」でクリアしたチーモンチョーチュウが獲得した冠コーナー。原万紀子とデートをするという、ほのぼのとした企画でした。デートの内容は毎回異なり、視聴者からの反響も大きかったと伝えられています。

だいたひかるのキャナガワ新聞: リポーターのだいたひかるが、神奈川県内で起きた様々な出来事を独自の視点で紹介するコーナー。ニュースの裏側や、地元の人々の声などを交え、神奈川の今を伝えていました。

これらの企画を通して、『キャナガワ』は、若手芸人の発掘と育成、そして神奈川県内の魅力発信という二つの役割を担っていました。番組は短い期間での放送でしたが、多くの視聴者にとって、週末の楽しみの一つとして記憶に残る番組となったことは間違いありません。番組で活躍した若手芸人の中には、現在第一線で活躍する芸人も多く、番組の功績は大きいと言えるでしょう。

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