キュウソネコカミ

キュウソネコカミは、日本のバンドであり、神戸を拠点に音楽シーンで活動する5人組です。彼らはスピードスター・ミュージックに所属し、エキセントリックレコーズやJVC、Getting Betterといったレーベルから音楽をリリースしています。ファンに親しまれている略称は「キュウソ」であり、公式ファンクラブは「メゾンネズミ」と名づけられています。

バンドの成り立ち

このバンドは2010年の春、神戸のバックビートで初ライブを行い、最初はわずか5人以下の集客でも途方もない情熱でパフォーマンスを重ねていました。2011年11月25日には、神戸マージービートでベースのはがね丸が脱退し、新メンバーとしてカワクボが加入。その後、彼らはRO69JACK2011に出場し、見事入賞を果たしました。2012年3月には、初の全国流通盤アルバム『10代で出したかった』をリリースし、次第に知名度を高めていきました。

初のワンマンライブも記憶に新しく、2013年に新代田フィーバーおよび梅田シャングリラで成功裏に開催されました。

メジャーデビューとその後

2014年に「重めの発表」としてYouTubeで発信し、JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントに移籍。メジャー第1弾シングル『チェンジザワールド』をリリースします。メジャーデビュー以降も関西を中心としたライブハウスでの活動を続け、ファンとの交流を深めていきました。また、同年からラジオ番組『THE KINGS PLACE』の月曜パーソナリティも務め、2016年までその役割を果たしました。

2021年にはベースのカワクボが体調を崩し、演奏活動を一時休止。しばらくは空きっ腹に酒のシンディがサポートを行い、ライブを続けました。その後、2022年12月25日にファンクラブ会員限定の公演『We are 5RATS』でライブ活動を再開しましたが、2023年9月に心身の治療のため活動を再び休止することを発表しました。

メンバー紹介

- ヤマサキセイヤ（ボーカル・ギター）: 和歌山県出身で、バンドのリーダーとして活躍。
- オカザワカズマ（ギター）: 兵庫県出身のクイズ王であり、バンド補佐役。
- カワクボタクロウ（ベース）: 静岡県出身で、バンドの活動休止からの復帰に期待が寄せられる。
- ヨコタシンノスケ（キーボード・ボーカル）: 大阪府出身の感性豊かな音楽家。
- ソゴウタイスケ（ドラム）: 愛媛県出身で、バンドのサウンドの基盤を支えています。

音楽スタイルと影響

キュウソネコカミの音楽は、ジャンルを問わない多様性があり、彼らのルーツミュージックはそれぞれ異なります。ヤマサキの音楽影響はザ・ヴァインズ、オカザワはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、カワクボはモーモールルギャバン、ヨコタはスピッツ、ソゴウは銀杏BOYZから受けています。彼らの歌詞には日常の出来事や感情を映し出すものが多く、ライブでの盛り上がりはファンの熱気で包まれます。

キュウソネコカミは、独自のアイデンティティと情熱を持ち続け、これからも音楽シーンでの活躍が期待されるバンドです。彼らのミュージックビデオやライブパフォーマンスも、ファンにとって特別な体験となっています。今後の活動にぜひ注目していきたいところです。

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