クアレドロ(Cualedro)は、
スペイン、ガリシア州、
オウレンセ県に位置する自治体であり、コマルカ・デ・
ベリンに属しています。2010年の
スペイン国立統計局のデータによると、人口は2,041人であり、2009年の2,049人、2003年の2,316人と比較すると、減少傾向にあります。
ガリシア語は地域社会で広く使用されており、自治体の人口の98.90%(2001年)がガリシア語を話します。
地理
クアレドロは、
オウレンセ県の中部に位置し、コマルカ・デ・
ベリンに属しています。地理的には、北部は
サレアウス、ラサ、東部はモンテレイ、西部は
バルタール、シンソ・デ・リミア、
トラスミーラスの各自治体と隣接しており、南部はポルトガルと国境を接しています。自治体の中心地区は、クアレドロ教区のクアレドロ地区にあります。
クアレドロは、
ベリン司法管轄区に属し、宗教的には
オウレンセ司教区の管轄下にあります。
人口
住民は、10の教区に分かれた20の集落に居住しています。人口は分散しており、小規模な集落が点在する形となっています。
政治
現在の自治体首長は、ガリシア国民党(PPdeG)のルシアーノ・リベーロ・クケーホ(Luciano Rivero Cuquejo)氏です。2007年の自治体選挙の結果に基づくと、自治体評議員の構成は、ガリシア国民党が8議席、ガリシア社会党(PSdeG-PSOE)が2議席、
ガリシア民族主義ブロック(BNG)が1議席となっています。この結果は、地域における各政党の勢力を示しています。
史跡
クアレドロには、歴史的な遺産も存在します。その一つが、サン・ミジャーオのカストロ(Castro de San Millao)です。これは、サンタ・マリーア・デ・サン・ミジャーオ教区に残されているカストロ(古代の集落跡)の遺跡であり、地域の歴史を物語る重要な場所となっています。
教区
クアレドロは、以下の10の教区に分かれています。自治体の中心地区がある教区は太字で示します。
アタエス (Santa María)
バルドゥル (San Salvador)
カストロ・デ・カリーダス (San Marcos)
クアレドロ (
Santa María)
マドロス (サンタ・マリーア)
モンテレドンド (サン・ミゲル)
パラデラス (サン・マルティン)
レケイロ (サン・ペドロ)
サン・ミリャオ (サンタ・マリーア)
ビレラ (サン・クリストーボ)