クラウン・オブ・エンシェント・グローリー

クラウン・オブ・エンシェント・グローリー

『クラウン・オブ・エンシェント・グローリー』（Crown of Ancient Glory）は、ダンジョンズ&ドラゴンズ・ファンタジー・ロールプレイングゲーム、ベーシックD&Dシステム用の冒険モジュールです。スティーヴン・ボーンによって執筆され、1987年にTSR社から出版されました。表紙イラストはキース・パーキンソン、本文イラストはクリス・ミラー、地図作成はデイブ・S・ラフォースが担当しています。モジュールコードはX13、TSR製品コードはTSR 9218です。このモジュールは、ダンジョンズ&ドラゴンズのエキスパート・ルールとコンパニオン・ルールと併用することを想定してデザインされています。

あらすじ

物語の舞台は、最近上王が亡くなったヴェストランド王国。王国は混乱に陥り、プレイヤーキャラクター（PC）たちは、この国を救うべく立ち上がります。彼らの使命は大きく分けて二つあります。

1. 聖なるソノラの王冠の奪還: ソノラの王冠は、ヴェストランド王国に伝わる由緒ある魔法のアーティファクトですが、現在は行方不明となっています。PCたちは王冠を探し出し、その力を取り戻さなければなりません。
2. 正当な後継者の探索: 王国の後継者は、なんと出生直後に行方不明となっているのです。PCたちは、ヴェストランドの未来を託せる人物を特定し、その居場所を突き止めなければなりません。

しかし、事態はそれほど単純ではありません。ヴェストランドの弱体化につけ込もうと、エゼンガール汗国の軍勢が国境に集結し、侵攻の機会を虎視眈々と狙っています。さらに、国内には裏切り者や密偵が潜んでおり、PCたちの動きを妨害しようと暗躍します。PCたちは、外からの脅威と内なる敵の両方に対処しながら、王国の危機を乗り越えなければならないのです。

このモジュールには、ロングシップ（長船）の平面図が掲載されており、冒険の舞台となるヴェストランド王国の雰囲気をより深く味わうことができます。

出版履歴

X13 『クラウン・オブ・エンシェント・グローリー』は、スティーヴン・ボーンが執筆し、表紙イラストはキース・パーキンソン、本文イラストはクリス・ミラーが担当しました。1987年にTSR社から、外装カバー付きの64ページの中綴じ冊子として出版されました。

評判

（このセクションは、参考文献に基づいて記述される予定です。参考文献が提供され次第、追記します。）

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