クリスチャン・メンドーサ

クリスチャン・エンリケ・メンドーサ：コロンビアが生んだプロ野球選手

クリスチャン・エンリケ・メンドーサ（Cristian Enrique Mendoza、1982年5月1日 - ）は、コロンビアのボリーバル県カルタヘナ出身のプロ野球選手（投手）です。

プロ入りとヤンキース傘下時代

メンドーサはニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結び、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

2001年、彼は傘下ルーキーリーグのガルフ・コーストリーグ・ヤンキースでプロデビューを果たし、3試合に登板しました。

2002年も同リーグでプレーし、13試合に登板。1勝0敗4セーブ、防御率2.29、19奪三振という成績を残しました。その活躍が認められ、傘下アドバンスAのタンパ・ヤンキースへ昇格し、1試合に先発登板しました。

2003年は、傘下Aのバトル・クリーク・ヤンキースでシーズンを迎え、32試合に登板し、4勝0敗2セーブ、防御率3.80、28奪三振を記録。その後、再び傘下アドバンスAへ昇格し、10試合（うち1試合は先発）に登板、0勝1敗、防御率2.82、14奪三振という成績でした。

独立リーグでの挑戦

2005年、メンドーサは独立リーグであるカナディアン・アメリカン・リーグのケベック・キャピタルズと契約を結び、新たな挑戦を開始しました。ここでは、クローザーとして活躍し、37試合に登板し、1勝1敗21セーブ、防御率2.98、49奪三振を記録しました。

2006年は、32試合に登板し、3勝1敗16セーブ、防御率2.12、40奪三振と、前年を上回る成績を収めました。

2007年も27試合に登板し、1勝3敗7セーブ、防御率1.55、31奪三振と安定した投球を見せましたが、同年限りでチームを退団しました。

2008年には、独立リーグであるノーザンリーグのウィニペグ・ゴールドアイズと契約。29試合に登板し、2勝4敗11セーブ、27奪三振を記録しました。

2009年、メンドーサはノース・アメリカン・リーグのユマ・スコーピオンズと契約。このチームには、同じコロンビア出身のエミリアーノ・フルートや、後の第3回WBC予選で共にプレーするロナルド・ラミレス、イェシド・サラザール、イスマエル・カストロ、レイナルド・ロドリゲス、ディオベル・アビラなど、多くのコロンビア人選手が所属していました。31試合に登板し、3勝4敗1セーブ、防御率5.45、34奪三振という成績を残し、同年限りで退団しました。

コロンビア代表として

スコーピオンズ退団後は、母国コロンビアのリーガ・コロンビアーナ・デ・ベイスボル・プロフェシオナルのレオネス・デ・モンテリアなどでプレーしました。

2012年11月には、第3回WBC予選のコロンビア代表に選出され、国際舞台でのプレーを経験しました。

メンドーサは、アメリカでの挑戦、独立リーグでの奮闘、そして故郷コロンビアでのプレーと、様々な舞台で野球人生を歩んできました。WBC予選での経験は、彼にとって特別なものとなったことでしょう。

選手の通算成績と情報

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