クリスティアン・バトッキオ

クリスティアン・バトッキオ

クリスティアン・バトッキオ（Cristian Battocchio、1992年2月10日 - ）は、アルゼンチン・ロサリオ出身のイタリア人サッカー選手です。主にミッドフィールダー（MF）として、国際的な舞台で活躍してきました。

クラブ経歴

バトッキオは、地元ロサリオのニューウェルズ・オールドボーイズでサッカーキャリアをスタートさせました。2009年には、将来を見込まれてイタリアのウディネーゼ・カルチョへ移籍。移籍金は20万ユーロと報じられています。2010-11シーズンには、ウディネーゼのユースチームでキャプテンを務め、そのリーダーシップと才能を発揮しました。2011年2月27日には、USチッタ・ディ・パレルモ戦でトップチームデビューを果たし、プロとしての第一歩を踏み出しました。

2012年8月30日、イングランドのワトフォードFCへ買取オプション付きの期限付き移籍。ワトフォードでは着実に成長を遂げ、2013年7月19日には完全移籍を果たしました。しかし、ジュゼッペ・サニーノ新監督の就任後、出場機会が減少し、2014年8月26日にはセリエBのヴィルトゥス・エンテッラへ1シーズンの期限付き移籍となりました。

2015年8月11日、フランスのスタッド・ブレスト29に2年契約で移籍。新天地での活躍を目指しました。2017年7月10日には、イスラエルのマッカビ・テルアビブFCに2年＋1年延長オプション付きの契約で加入し、新たな挑戦をスタートさせました。

2019年1月19日、古巣であるスタッド・ブレスト29に再び加入。フランスでのプレーを再開しました。2021年2月4日、J1リーグの徳島ヴォルティスに完全移籍で加入することが発表され、日本でのプレーという新たなキャリアをスタートさせました。しかし、2021年7月15日、双方合意のもと契約を解除。同日、UNAMプーマスがバトッキオの加入を発表し、メキシコへと活躍の場を移しました。2022年8月31日には、ギリシャのヴォロスNPSに完全移籍しています。

代表経歴

バトッキオは、イタリア代表としても活躍しています。2011年10月9日にはU-20イタリア代表に召集され、11月9日のU-20ガーナ代表戦に出場。その後、U-21代表でもプレーするなど、将来を嘱望される選手として注目を集めました。

プレースタイル

中盤でのボール奪取能力と、攻撃の起点となるパスセンスを兼ね備えた選手です。豊富な運動量でチームに貢献します。

徳島ヴォルティスでのプレー

短い期間ではありましたが、徳島ヴォルティスの一員として、日本のサッカーに貢献しました。サポーターにとっても記憶に残る選手の一人です。

その後

徳島ヴォルティス退団後は、メキシコ、ギリシャと活躍の場を広げています。今後の更なる活躍が期待されます。

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