クリス・ジメネス

クリストファー・ポール・ジメネスは、1982年12月27日にアメリカ合衆国カリフォルニア州で生まれました。右投右打の選手で、捕手、一塁手としてプロ野球の世界で活躍しました。愛称は「G」です。

プロ入り前

2001年のMLBドラフトでコロラド・ロッキーズから指名を受けましたが、契約には至らず、ネバダ大学リノ校に進学しました。

クリーブランド・インディアンス時代

2004年のMLBドラフトでクリーブランド・インディアンスから指名されプロ入り。A-級、A級でのプレーを経て、2007年にはA+級で20本塁打を記録するなど、着実に力をつけていきました。2008年にはAA級で打率.339と好成績を残し、AAA級昇格、そしてメジャー契約へとステップアップしました。

2009年5月31日にメジャーデビュー。初出場では守備のみでしたが、翌日には初先発で初安打となる本塁打を放ちました。2010年には、AAA級での活躍が認められ、再びメジャー契約を結びますが、同年オフにFAとなります。

シアトル・マリナーズ時代

2010年12月にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結び、2011年にメジャー昇格。しかし、故障の影響もあり、2012年にはDFAとなり、FAとなりました。

タンパベイ・レイズ時代

2012年2月、タンパベイ・レイズとマイナー契約。メジャー昇格を果たすも、安定した出場機会を得ることができず、AAA級降格を経験します。2013年には、メジャーでの出場は限られました。

テキサス・レンジャーズ時代

2013年12月にオークランド・アスレチックスへ移籍するも、すぐにテキサス・レンジャーズへ移籍、その後FAとなります。その後、マイナー契約で再契約し、メジャーに昇格するも、DFAとなりました。

クリーブランド・インディアンス復帰

2014年8月に古巣インディアンスへ移籍しますが、シーズン終了後、再びレンジャーズとマイナー契約を結びます。

テキサス・レンジャーズ復帰

2015年は、メジャー契約後、好調を維持しましたが、守備面での課題が残りました。2016年にはDFAとなります。

2度目のクリーブランド・インディアンス復帰

2016年、金銭トレードでインディアンスに復帰。自己最多の68試合に出場しましたが、バッティング、守備ともに課題を残し、オフにFAとなりました。

ミネソタ・ツインズ時代

2017年にミネソタ・ツインズと契約。74試合に出場し、オフにFAとなります。

シカゴ・カブス時代

2018年にはシカゴ・カブスとマイナー契約を結び、メジャー昇格を果たすも、再びDFAとなり、マイナー契約となります。

ミネソタ・ツインズ復帰と引退

2018年8月にミネソタ・ツインズへ移籍し、メジャー契約を結びましたが、同年オフに現役引退を表明しました。

引退後

2019年にはロサンゼルス・ドジャースの作戦コーチを務めましたが、1年で退任しました。


ジメネスは、メジャーリーグで10年以上のキャリアを持ち、複数の球団を渡り歩きました。打撃力とユーティリティ性が持ち味で、捕手、一塁手としてチームに貢献しました。引退後は指導者として、その経験と知識を伝えています。

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