クリッター (ゲームキャラクター)

クリッターの概要



クリッターは、レア社が開発したキャラクターで、特に任天堂の『スーパードンキーコング』シリーズに登場することで知られています。このキャラクターは、2002年にレア社がマイクロソフトに買収された後、現在は任天堂が権利を持つことになりました。

外見と特徴



クリッターは人型のワニで、二本足で歩く姿が特徴的です。彼らは敵対するキングクルール率いるバナナ泥棒のクレムリン軍団に属する下っ端の戦闘員として登場します。デザインは作品ごとに変化し、『ドンキーコング64』では黒いシャツを、また『ぶらぶらドンキー』以降は茶色のズボンを身に着けています。

数多くのクリッターが登場し、それぞれ体の色によって異なる動きやジャンプパターンを持っています。攻撃スタイルも多様で、『ドンキーコング64』ではパンチや噛みつき攻撃を行い、その後の作品では回転攻撃や、腕を縦に回しながらの突進なども見られます。他にも、爆弾やトゲ付き鉄球といった武器を使うなど、戦闘スタイルは多岐にわたります。なお、『スーパードンキーコング2』や『スーパードンキーコング3』には、クリッターとは異なるキャラクターも登場します。

アニメやゲーム内での役割



アニメ版では、クリッターたちは「クルール・偉い、クルール・強い」と叫びながら行進するシーンがあり、彼らはドンキーに常に敗れる脇役として描かれています。それでも、彼らは一部のゲームを通じてプレイヤーキャラクターとして操作できる機会もあります。たとえば、『ぶらぶらドンキー』や『ドンキーコングたるジェットレース』ではプレイヤーが使用でき、バランス型のキャラクターとして位置づけられています。

さらに、彼らは『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』や『マリオストライカーズ』シリーズといった他の任天堂のゲームにも登場し、その中で操作可能なキャラクターとしての存在感を示しています。また、『大乱闘スマッシュブラザーズX』や『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』でもフィギュアや敵キャラとして表現されています。

クリッターの仲間たち



クリッターには多くのバリエーションが存在し、特に名前がないクリッターも多く、総称して「クリッター」と呼ばれることが一般的です。代表的なものには、以下のような種類があります：

  • - クリッター：基本的な下っ端キャラで、出番が多い。
  • - クラッシュ：クリッターの一種で、トロッコに乗ってドンキーたちに迫る。
  • - クリーパ：『ドンキーコング64』に登場する幽霊に変装したクリッター。
  • - キング・カットアウト：ボスキャラで、クリッターたちが作ったキングクルールのハリボテ。
  • - スーパークリッター：強化版であり、ゴールキーパー役として登場。

登場作品



クリッターが登場する主な作品は以下の通りです：


このように、クリッターは多様な作品にまたがってその魅力を発揮し、ゲームプレイヤーに親しまれているキャラクターです。

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