クリントン・モリソン

クリントン・モリソンは、1979年5月14日にロンドンで生まれた元プロサッカー選手です。現在はサッカー評論家として、その知識と経験を活かして活躍しています。

モリソンは、ロンドンで生まれましたが、アイルランド人の祖母を持つことからアイルランド代表を選択しました。また、ジャマイカとトリニダード・トバゴの血も引いています。

クラブキャリア

モリソンのプロキャリアは、1998年5月にクリスタル・パレスFCで始まりました。1998-99シーズンからレギュラーとして出場機会を得て、13ゴールを記録しました。その後も、1999-00シーズン、2000-01シーズンとそれぞれ14ゴールを挙げています。2001-02シーズンには26ゴールとキャリアハイの得点数を記録し、その活躍が認められ、FAプレミアリーグのバーミンガム・シティFCに移籍しました。

この移籍の際、バーミンガム・シティFCからクリスタル・パレスFCへアンディ・ジョンソンが移籍しています。

しかし、バーミンガム・シティではレギュラーポジションを確保することができず、3シーズンで87試合出場14ゴールという結果に終わりました。2005年8月には、再びクリスタル・パレスFCに復帰しました。

復帰後の2005-06シーズンには13ゴールを挙げ、その後も2006-07シーズンは12ゴール、2007-08シーズンは14ゴールと、コンスタントに得点を重ね、ストライカーとしての実力を示しました。

2008-09シーズンにはコヴェントリー・シティFCに移籍。ここでも2年連続で2桁ゴールを記録し、安定したパフォーマンスを披露しました。2010年7月には、シェフィールド・ウェンズデイFCへ移籍しました。

2013-14シーズン限りでコルチェスター・ユナイテッドFCを退団後、2014年11月27日にフットボールリーグ2のエクセター・シティFCに加入しました。

2017年にミックルオーバー・スポーツFCを最後に現役を引退し、引退後はスカイスポーツなどでコメンテーターとして活動しています。

アイルランド代表

アイルランド代表では、2002年のワールドカップ後に中心選手として活躍しました。ロビー・キーンとのコンビで、EURO2004予選や2006ワールドカップ予選を戦っています。2002年のワールドカップ本戦にもメンバー入りを果たしましたが、試合への出場機会はありませんでした。

モリソンの代表としての記録は以下の通りです。

国際Aマッチ：36試合出場9得点（2001年-2006年）

代表出場大会

2002 FIFAワールドカップ

モリソンは、クラブと代表の両方で活躍した実績を持つ選手であり、引退後もサッカー界に貢献し続けています。

もう一度検索