クーパ

クーパ (Koopa)

クーパは、イギリスのエセックスで2000年に結成されたポップ・パンクバンドです。前身バンドは「Elastic Flange」という名前でした。

CDを制作せず、レーベル契約もない段階で、ダウンロード販売のみで自主制作した楽曲を発表するという異例の形で活動を開始しました。しかし、発表された楽曲はイギリスのシングルチャートで軒並みチャートインを記録し、イギリス音楽史上初の快挙を達成。これにより、クーパは一躍モンスターバンドとしてその名を轟かせました。

現在では、イギリスを代表するポップ・パンクバンドの一つとして評価されています。彼らの代表曲の一つに、2006年のFIFAワールドカップ・ドイツ大会のために制作された「Stand Up 4 England」があります。

サウンドの特徴

クーパの音楽の特徴は、アメリカのポップ・パンクバンドにはあまり見られない、インディー・ロックの要素が強く感じられる独特のポップ・パンクサウンドです。メンバー全員が影響を受けたアーティストとして、blink-182、オフスプリング、グリーン・デイなどを挙げています。

メンバー

オーリー・クーパー (Ollie Cooper)：ヴォーカル・ギター
ジョー・マーフィー (Joe Murphy)：ベース
ステュー・クーパー (Stu Cooper)：ドラム

オーリーとステューは兄弟です。

略歴

2000年: 「Elastic Flange」を母体として結成。
2007年1月13日: 日本独自企画盤として、自主制作時代の人気曲を集めたコンピレーションアルバム「Blag, Steal and Borrow」がPyropit recordsよりリリース。
2008年: Pied Piper Recordsと初のレーベル契約を締結し、デビューアルバムの制作を開始。プロデューサーにはblink-182のマーク・ホッパスが迎えられ、レコーディングはロサンゼルスで行われました。
2009年3月17日: デビューアルバム「Lies Sell Stories」を発表。日本国内では同年2月25日にYoshimoto R and C recordsより先行販売。
その後、方向性の違いからPied Piper Recordsから離脱し、Brilliant/Universal recordsへ移籍。
同年6月2日: ヘイ・マンデー、メトロ・ステーションと共に来日公演を実施。

ディスコグラフィー

アルバム

Blag, Steal & Borrow (2007年1月13日): 自主制作時代の人気曲を集めた日本独自企画盤。
Lies Sell Stories (2009年2月25日): デビューアルバム。プロデューサーはblink-182のマーク・ホッパス。
Greatest Hits Vol.1 (2009年6月9日): ベストアルバム。ユニバーサル・レコードから初のメジャーデビュー作品。

シングル

(情報なし)

外部リンク

オフィシャル・サイト
日本公式サイト 1 - [[ウェイバックマシン]](URLは省略)
日本公式サイト 2
MySpace
* 激ロック インタビュー

脚注

(情報なし)

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