グライビソン・ヤゴ・ソウザ・リスボア

ヤゴ・ピカチュウのプロフィール

ヤゴ・ピカチュウ（本名：グライビソン・ヤゴ・ソウザ・リスボア）は、1992年6月5日にブラジルのパラー州ベレンで生まれたプロサッカー選手です。ポジションは主にディフェンダーですが、ミッドフィールダーとしてもプレーすることがあり、特に攻撃的なスタイルが彼の特徴です。

経歴

フットサルのキャリア

ヤゴは9歳の頃、元ブラジル代表選手のガンソを輩出したトゥナ・ルーゾ・ブラジレイラのフットサルチームに加入しました。この経験が彼のサッカーキャリアの基礎を築くこととなります。

パイサンドゥSCでの活躍

2005年、ヤゴはパイサンドゥSCの下部組織に移籍し、2012年にはトップチームに昇格しました。彼は初めての試合でデビューを果たし、すぐに存在感を示しました。特に初得点を挙げたアギア・ジ・マラバFC戦では、その才能が光りました。彼はパイサンドゥにおいて、221試合出場し、62ゴール、40アシストを記録するという素晴らしい成績を残しました。

CRヴァスコ・ダ・ガマへの移籍

2016年には、フリートランスファーでCRヴァスコ・ダ・ガマに移籍し、3年間の契約を結びました。初ゴールはブラジル全国選手権セリエBでのルヴェルデンセEC戦において記録し、移籍後の活躍を強く印象づけました。

清水エスパルスでの挑戦

2022年、ヤゴはJリーグの清水エスパルスに完全移籍しました。チームは降格圏に苦しんでおり、彼の攻撃的なプレースタイルが発揮される場面は限られていました。全体で12試合出場したものの得点はできず、チームはJ2に降格しました。シーズン後、彼は再びフォルタレーザECに期限付き移籍しました。

フォルタレーザECでの復活

フォルタレーザに戻った2023年、ヤゴは37試合に出場し、7得点を挙げるなど、チームに大きな貢献を果たしました。彼の活躍により2024年1月には完全移籍が決定しました。

人物

ヤゴの「ピカチュウ」というニックネームは、トゥナ・ルーゾ在籍時にコーチによって名付けられたもので、同名のアニメキャラクターから取られています。身体が小さく、すばしっこい彼のプレースタイルが、ピカチュウのイメージと合致しているためです。しかし、当初はこのニックネームを好まないこともあったそうです。時間が経つにつれて、彼はその呼び名に慣れていったと語っています。

タイトル

彼はパイサンドゥSC時代にパラー州選手権で2013年のタイトルを獲得し、CRヴァスコ・ダ・ガマでもいくつかのタイトルを手にしています。個人としても、パラー州選手権のベストイレブンに選出されるなどの実績を残しています。

まとめ

ヤゴ・ピカチュウは、その特異なスタイルと数々の実績を誇る選手です。今後のキャリアにおいて、どのような進展があるのか注目が集まります。

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