グレッグ・ルソー

グレゴリー・ルソー（Gregory Rousseau, 2000年4月5日 - ）は、アメリカ合衆国フロリダ州ココナッツクリーク出身のプロアメリカンフットボール選手です。NFLのバッファロー・ビルズに所属し、ディフェンシブエンドとしてチームの守備を支えています。

ハイスクール時代

ルソーは高校時代、ディフェンシブエンド、セイフティ、ワイドレシーバーという複数のポジションをこなしていました。その高い身体能力は、当時から注目を集めていました。

カレッジ時代

マイアミ大学に進学後、1年目の2018年シーズンは足首の怪我に苦しみ、2試合の出場に終わりました。しかし、2019年シーズンには先発の座を掴み、才能を開花させます。同年のカレッジフットボールにおいて、チェイス・ヤングに次ぐ15.5サックを記録し、ACC（アトランティック・コースト・カンファレンス）の新人最優秀守備選手賞を受賞しました。この活躍により、ルソーは一躍、NFLドラフトの注目選手として名を馳せることになります。

2020年シーズンは、新型コロナウイルス感染への懸念から試合出場を見送りました。そして、シーズン終了後、2021年のNFLドラフトにアーリーエントリーすることを決断しました。

NFLでの活躍

2021年のNFLドラフトにおいて、ルソーは全体30位でバッファロー・ビルズから指名を受けました。その後、4年総額1,137万ドルのルーキー契約を締結し、プロのキャリアをスタートさせます。

ルーキーイヤーとなった2021年シーズン、第5週のカンザスシティ・チーフス戦で、パトリック・マホームズからキャリア初のインターセプトを記録し、チームの勝利に大きく貢献しました。この活躍が評価され、AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）の週間最優秀守備選手に選出されています。このシーズンは17試合に出場し、50タックル、4サックを記録しました。

2024年シーズン開幕前には、ビルズから5年目の契約オプションを行使されました。アリゾナ・カージナルスとの開幕戦では、3サックを記録する活躍を見せ、チームを勝利に導き、再びAFCの週間最優秀守備選手に選出されました。これは、ルソーの実力がNFLでも通用することを証明する出来事となりました。

グレゴリー・ルソーは、恵まれた体格と運動能力に加え、向上心も持ち合わせており、今後の更なる活躍が期待される選手です。バッファロー・ビルズの守備陣を牽引する存在として、その成長から目が離せません。

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