グートゥーミートゥー

ラジオ番組『グートゥーミートゥー』の概要

『グートゥーミートゥー』は、ラジオ沖縄で2018年1月1日から2020年9月25日までの期間、平日14:30から16:30まで放送されたバラエティ番組です。この番組は、19年という長い間放送された『チャットステーション→チャットステーションL』の後を受けてスタートしました。前番組の人気パーソナリティである玉城美香が卒業するのに伴い、番組自体が2017年12月に幕を閉じ、その後の再編により新たな番組としての『グートゥーミートゥー』が誕生しました。

番組名の「グートゥーミートゥー」は、ウチナーグチ（沖縄の方言）で「二つで一つ」という意味を持ちます。このタイトルは、番組のコンセプトを象徴しており、リスナーの日常生活に寄り添うような内容を提供することを目指していました。また、キャッチフレーズには「あなたの日常がテーマになる」という文言が掲げられ、リスナーの声や体験が取り上げられることが多くありました。

内包番組のスタート

2019年10月28日からは、同番組内でかつて放送された『ホーメルでこんにちは』を原案とした公開収録番組『ハイタイ！美ら菜タイム』が始まりました。この内包番組は毎日15:15から15:25の間に放送され、リスナーとのインタラクションをさらに深める機会を設けました。

終了と後継番組

『グートゥーミートゥー』は2020年9月25日をもって放送を終了し、その後には『華華天国』が後継番組としてスタートしました。このようにして、沖縄のラジオにおける午後の時間帯は新たな風を感じさせるプログラムが展開されることとなったのです。

出演者について

番組には主に2人のパーソナリティが登場しました。月曜日から水曜日は「もーりー」（芸名：城間盛次）がお笑いコンビ「こきざみインディアン」として出演し、水曜日から金曜日は「川満アンリ」が担当しました。水曜日は二人揃ってのダブルキャストで放送される形式でしたが、2019年の5月から9月までは毎日二人揃って出演することが多かったといいます。

また、リポーター陣も充実しており、曜日ごとに異なるメンバーがラジオカーを使って取材を行いました。現在のリポーターは月曜日の保良光美、火曜日の久高妃南子、水曜日の照屋幸矢、木曜日の佐久本真彩、金曜日の前堂ニイナです。以前は他にも多くのリポーターが活躍していました。

BGMと文化

番組の中で流れたBGMには、ザ・ビートルズの「オブラディ・オブラダ」が使用され、リスナーにとって親しみやすいサウンドも番組の印象を強める要素となっていました。また、『グートゥーミートゥー』は単なるエンターテインメントを超えて、沖縄文化やリスナーとの生活の橋渡しをする役割を果たしていました。リスナーとの密接なつながりを持つことで、彼らの日常に寄り添った内容が展開され、多くの方々に愛される番組となったのです。

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