ケリン・ロウ

ケリン・ジェインズ・ロウ：アメリカの元代表サッカー選手

ケリン・ジェインズ・ロウ（Kelyn Jaynes Rowe, 1991年12月2日 - ）は、アメリカ合衆国ワシントン州フェデラル・ウェイ出身の元サッカー選手です。主に攻撃的ミッドフィールダー（MF）やウィング（FW）のポジションで活躍しました。

プロとしてのキャリア

高校卒業後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA）に進学し、同大学のサッカー部でプレーしました。2011年夏にはドイツの1.FCケルンのトライアルに参加した経験も持ちます。

2012年のMLSスーパードラフトでは、ニューイングランド・レボリューションから1巡目（全体3人目）という高い評価で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。その後、2018年12月にはエドガル・カスティージョとのトレードでコロラド・ラピッズへ移籍。さらに、ディエゴ・ルビオとの入れ替わりでスポルティング・カンザスシティへ加入しました。

2020年には、古巣であるニューイングランド・レボリューションに復帰。2021年1月12日には、シアトル・サウンダーズFCにトレードで移籍し、2024年2月2日に現役引退を表明しました。

アメリカ合衆国代表としてのキャリア

U-18年代からアメリカ合衆国代表に選出されており、2011年にグアテマラで開催されたCONCACAF U-20選手権では背番号「10」を着用しました。

2017年7月1日、ガーナとの親善試合でフル代表デビューを果たし、7月15日には2017 CONCACAFゴールドカップ・グループステージのニカラグア戦で代表初ゴールを記録しました。

タイトル

クラブ

シアトル・サウンダーズFC
CONCACAFチャンピオンズリーグ: 2023

代表

アメリカ合衆国
CONCACAFゴールドカップ: 2017

個人
Pac-12年間最優秀新人選手: 2011
Pac-12年間最優秀選手: 2011
Pac-12ファーストチーム: 2010, 2011
NSCAA極西地区ファーストチーム: 2010
* NCAAオールアメリカ・サードチーム: 2010

ケリン・ロウは、MLSとアメリカ代表の両方で印象的な活躍を見せた選手でした。複数のクラブを渡り歩きながらも、常にチームに貢献し、その実力を発揮しました。特に、シアトル・サウンダーズFCでのCONCACAFチャンピオンズリーグ優勝や、アメリカ代表としてのCONCACAFゴールドカップ制覇は、彼のキャリアにおけるハイライトと言えるでしょう。引退後も、彼の功績はサッカー界で語り継がれていくことでしょう。

もう一度検索