ケリー・ブラックシアー・ジュニア

ケリー・ブラックシアー・ジュニア：国際舞台を駆けるパワーフォワード

ケリー・ブラックシアー・ジュニアは、1997年1月28日、アメリカ合衆国フロリダ州オーランド生まれのプロバスケットボール選手です。現在、日本のBリーグ広島ドラゴンフライズに所属し、パワーフォワードとして活躍しています。彼の父はプロバスケットボール選手、母はステッソン大学で活躍した女子バスケットボール選手という恵まれた環境で育ちました。幼少期は父の仕事の都合で、世界各国を転々としながら生活を送った経験を持ちます。

高校時代

メイナード・エバンス高等学校在学中は、将来を嘱望される有望株として注目を集めました。同世代のパワーフォワードの中ではトップ25、全体ランキングでも89位にランクインするなど、高い評価を受けていました。

カレッジ時代

バージニア工科大学

ケリーはまず、バージニア工科大学に進学しました。1年目の2015-16シーズンは、35試合に出場し平均6.2得点、4.5リバウンドを記録しました。2年目の2016-17シーズンは足の負傷により、NCAAのレッドシャツ制度を利用してシーズンを棒に振りました。しかし、3年目の2017-18シーズンには、33試合に出場して平均12.5得点、5.9リバウンド、1.2アシストと大きく成長を遂げました。そして、4年目となる2018-19シーズンは、35試合に出場し平均14.9得点、7.5リバウンド、2.4アシストという素晴らしい成績を残しました。この活躍により、オールACCセカンドチームに選出される栄誉にも輝いています。NCAAトーナメントではスウィート・シックスティーン（ベスト16）まで進出し、ザイオン・ウィリアムソン擁する強豪デューク大学との試合では、18得点、16リバウンド、5アシストと大活躍を見せましたが、惜しくもチームは敗退しました。シーズン終了後にはNBAドラフトへのエントリーを表明しましたが、後に撤回しフロリダ大学へ転校しました。

フロリダ大学

フロリダ大学では、2019-20シーズンに31試合に出場し、平均12.8得点、7.5リバウンド、1.6アシストを記録。オールSECセカンドチームに選出されました。

プロキャリア

ハポエル・ギルボア・ガリル（イスラエル）

2020年8月9日、ケリーはイスラエル・プレミアリーグのハポエル・ギルボア・ガリルと契約しました。ヨーロッパでのプロキャリアの始まりです。

ガラタサライSK（トルコ）

その後、トルコのスーパーリーグ、ガラタサライSKと契約しました。

広島ドラゴンフライズ（日本）

2022年7月12日、ケリーは日本のBリーグ広島ドラゴンフライズと契約を結びました。そして2022-23シーズン終了後には、広島ドラゴンフライズと再契約を果たしています。

まとめ

ケリー・ブラックシアー・ジュニアは、類まれな才能と経験を持つパワーフォワードです。アメリカでのカレッジ時代から、イスラエル、トルコと渡り歩き、そして日本のBリーグで活躍する彼の今後のキャリアにも目が離せません。国際舞台で培った経験とスキルを活かし、広島ドラゴンフライズでのさらなる活躍に期待がかかります。彼のInstagramアカウント(@kerryblackshear)もぜひチェックしてみてください。

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