ケンケンのハワイDEアロハ

『ケンケンのハワイDEアロハ』

『ケンケンのハワイDEアロハ』は、2007年3月に平和（HEIWA）から発売されたデジパチタイプのパチンコ機です。人気アニメ『チキチキマシン猛レース』に登場する人気キャラクター「ケンケン」を主人公としており、同社の「燃える闘魂アントニオ猪木」に続くHEIWA SSシリーズの第2弾として登場しました。

特徴

本機最大の特徴は、突然確率変動（突確）を搭載している点です。通常時からの突確に加え、特定演出から突確に繋がることもあります。また、盤面全体に大型液晶を搭載したSSシリーズの特長を生かし、擬似的なパチンコ玉演出が展開されます。液晶画面上では、パチンコ玉を模したパイナップルや爆弾が盤面を転がり、トローリーバスの予告演出を経由すると、ケンケン自身が擬似玉として登場します。

原作アニメとのタイアップ機ではありますが、メインキャラクターはケンケンに設定されており、アニメには登場しないオリジナルキャラクター（カナやクララなど）も登場します。通常時、確率変動時、時短時でそれぞれスクロール画面が変化し、3種類の背景に加え、特定の法則が崩れるとチャンスとなる演出も搭載されています。特に青海背景は、同社の『海物語シリーズ』を彷彿させるパロディ演出となっています。

スペック

本機には複数のスペックが存在しますが、主なスペックは以下の通りです。

図柄（全スペック共通）
1：トンチキ、タメゴロー（確変図柄）
2：モンスター、ドラチビ
3：ブラック魔王（確変図柄）
4：コウモリボス
5：ミルクちゃん（確変図柄）
6：軍曹閣下、新兵
7：ケンケン（確変図柄）
8：ヨタロー、クマッ八
9：キザトト君（確変図柄）

※ 実際には、画面上部の2桁の7セグデジタルがメイン表示器となり、停止図柄の組み合わせで大当たりや確率変動が決定します。

『CRケンケンのハワイDEアロハTF』（2007年3月）
大当たり確率：1/336.5（高確率時：1/33.65）
確率変動割合：56%（突然確変含む。次回通常大当たりまで継続）
リミット：なし
時短：全ての大当たり終了後100回転
賞球数：4&10&14
大当たりラウンド：15R9C、2R0C
『CRケンケンのハワイDEアロハTF5』（2007年3月）
大当たり確率：1/336.5（高確率時：1/33.65）
確率変動割合：56%（突然確変含む。次回通常大当たりまで継続）
リミット：なし
時短：全ての大当たり終了後100回転
賞球数：5&4&10&13
大当たりラウンド：15R9C、2R0C
『CRケンケンのハワイDEアロハTS』（2007年3月）
大当たり確率：1/315.5（高確率時：1/31.55）
確率変動割合：56%（突然確変含む。次回通常大当たりまで継続）
リミット：なし
時短：全ての大当たり終了後100回転
賞球数：3&4&10&14
大当たりラウンド：15R9C、2R0C

※ 大当たり確率はメーカー発表値

演出

本機には多彩な予告演出とリーチ演出が搭載されています。

予告演出

すべり予告
ブラック魔王予告：ブラック魔王が登場し、ヤシの実が落ちてくるパターンや、ケンケンがプラカードを持っているパターンに発展します。
バンステップアップ：バンが登場し、白→青→黄→赤→虹と色が変化するほどチャンスアップとなります。トローリーバスが登場すると、連続擬似玉演出や、突然確変（「チキチキレインボータイム」）に繋がる可能性があります。
ケンケンバギー予告：バギーに乗ったケンケンが登場し、正面へ駆け抜けます。
チラシ予告：チラシの内容によって期待度が変化します。
チキチキマシン群予告：リーチ時に、お馴染みのチキチキマシンが画面を横切ります。

リーチ演出

連続擬似玉演出：「トローリーバス」予告から発展。擬似玉が次々とスタートを目指します（最大3回）。
ビーチフラッグリーチ：チャンスボタンでケンケンの対戦相手を決定。対戦相手によって期待度が変化します。
フィッシングリーチ：ケンケンが大当たり図柄を釣り上げます。サメの子どもを釣り上げると、リーチ発展となります。
ファイヤーダンスリーチ：ブラック魔王の「あちちっ!!」というセリフで発展。
コックピットリーチ：チャンスボタンで大当たり図柄を狙います。
アクアラインリーチ：確率変動中のみの演出。
クララリーチ：確率変動中のみの演出。人魚のクララが登場します。

確率変動昇格

ラウンド消化中にケンケンがコインを集める演出があります。この時、チャンスボタンを使用し、より多くのコインを集めるほど確率変動昇格のチャンスとなります。パチスロ「主役はケンケン」に挑戦し、ケンケン図柄が揃えば確率変動が確定します。

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