コザ信用金庫

コザ信用金庫について

コザ信用金庫は、沖縄県沖縄市に本店を置く信用金庫であり、沖縄県内において唯一の存在です。また、東京都外の信用金庫としては唯一、東京都信用金庫協会の正会員でもあります。

歴史

コザ信用金庫は、1954年8月に胡差商工信用協同組合として設立され、翌9月に営業を開始しました。その後、1957年4月にはコザ商工信用協同組合に組織変更し、1960年にはコザ市字上地に本店ビルを建設しました。1971年7月にはコザ信用金庫へと改組し、現在の形となりました。

2002年3月には、経営危機に陥った沖縄信用金庫を救済合併し、これにより浦添市以南の店舗網を取得しました。しかし、2006年12月には内部管理体制に重大な問題があったため、沖縄総合事務局から業務改善命令を受けるという事態も経験しています。その後、2015年4月には旧本店ビルを建て替え、新本店ビルが竣工しました。

2024年4月8日からは、磁気の影響を受けにくい新しい通帳（Hi-Co通帳）の取り扱いを開始しました。ただし、Hi-Co通帳に対応していない信用金庫ATMでは使用できず、コザ信用金庫では当面の間、店外ATMでのHi-Co通帳記帳は不可となっています。

沖縄信用金庫との合併

コザ信用金庫が合併した沖縄信用金庫は、1953年12月に那覇市商工信用協同組合として設立されました。1966年9月には那覇商工信用協同組合に組織変更し、1971年7月には沖縄信用金庫へ改組しました。しかし、2001年10月に経営破綻し、2002年3月にコザ信用金庫へ吸収合併されることとなりました。

店舗について

現在営業中の店舗の他に、旧沖縄信用金庫の店舗として、以下の店舗が存在していました。

牧志支店（那覇市牧志2-2-20）
首里支店（那覇市首里当蔵町2-13）
若狭支店（那覇市若狭2-3-17）
松川支店（那覇市松川2-8-11）
浦添支店（浦添市屋富祖3-4-3）

その他

コザ信用金庫は、地域貢献活動も積極的に行っており、2013年には沖縄市野球場の命名権を取得し、2014年2月から球場の愛称が「コザしんきんスタジアム」となりました。

関連情報

日本の信用金庫一覧
コザ信用金庫 公式サイト
コザ信用金庫 公式サイト(スマートフォンページ)

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