コナー・コーディ

コナー・デイヴィッド・コーディについて

コナー・デイヴィッド・コーディ（Conor David Coady）は、1993年2月25日にイングランドのセント・ヘレンズに生まれたプロサッカー選手です。現在、EFLチャンピオンシップに所属するレスター・シティでプレーし、イングランド代表としても活躍しています。ポジションは主にディフェンダー（DF）です。

経歴

クラブでのキャリア

コーディはセント・ヘレンズで育ちながら近隣のリヴァプールのユースチームでサッカーを始めました。彼は2010–11シーズンにはトップチームに選ばれることもありましたが、実際にプレミアリーグでデビューしたのは2013年5月に行われたフラム戦が最初でした。この試合に出場したことで、彼はリヴァプールの一員として名を刻むことができましたが、その後、リーグ戦での出場はこの一度だけとなりました。

その後、コーディはリーグ1に属するシェフィールド・ユナイテッドにレンタル移籍しました。さらに2014年にはチャンピオンシップのハダースフィールド・タウンに移籍。2015年7月にはウルヴァーハンプトン・ワンダラーズに完全移籍し、そこで彼のキャリアは大きな進展を見せました。移籍金は200万ポンド程度と予想されていますが、詳細は公表されていません。

2022年8月、エヴァートンへのレンタル移籍が決まり、2023年7月にはレスター・シティに完全移籍しました。コーディはこれまで怪我も少なく、安定して試合に出場していましたが、プレシーズン中に足を骨折し、初めてのチーム離脱を経験。その影響で開幕から出遅れ、新たなチームでのポジション確保に苦労することになりました。しかし、9月27日にはEFLカップのリバプール戦でクラブデビューを果たしました。

代表歴

コーディは若い頃からU-16からU-20までの世代別のイングランド代表に選ばれてきました。特にU-20代表ではキャプテンを務め、チームを引っ張る役割を果たしました。2020年9月にはデンマーク代表とのUEFAネーションズリーグ戦でフル代表デビューを果たし、その試合ではマン・オブ・ザ・マッチに選出されています。また、2020年10月のウェールズ戦ではフル代表で初ゴールを決め、自己の地位を確立しました。

個人成績

彼のクラブでの成績は2024年5月1日現在に基づくものであり、代表歴に関しては2023年7月2日現在のデータが反映されています。

タイトル

コーディはウルヴァーハンプトン・ワンダラーズで2017-18シーズンのEFLチャンピオンシップを制覇し、その後、2023-24シーズンにはレスター・シティでも同タイトルを獲得しました。代表としては、U-17イングランド代表としてUEFA U-17欧州選手権を2010年に制するなど、数々のタイトルを手にしています。

個人の栄誉

彼は実力を評価され、2010年のUEFA U-17欧州選手権ではトーナメント最優秀チームに選出され、また2017-18シーズンにはEFLチャンピオンシップの最優秀チームに選ばれています。

コナー・コーディは自己のスキルを磨き続けながら、将来の活躍が期待される選手です。

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