コノハけいぶ

コノハけいぶは、愛知県警察が1991年に制定したマスコットキャラクターです。愛知県の県鳥であるコノハズクをモチーフにしており、親しみやすい存在として「警部」の階級が与えられました。デザインは外部の広告会社のデザイナーによって手掛けられています。

特筆すべき点として、全国の警察マスコットキャラクターの中で唯一、コノハけいぶだけが警察官の階級を有しています。

コノハけいぶファミリー

2010年には、コノハけいぶに家族が増え、「コノハけいぶファミリー」が誕生しました。同年9月21日には、愛知県警察のホームページで紹介されています。ファミリーのデザインは県警職員からの公募によって決定され、504点の応募の中から熱田警察署と西警察署の署員による案が採用されました。男女共同参画の観点から、コノハけいぶの妻である「コノハまま」も警察官（階級は警部）として設定されています。

ファミリーの構成員は以下の通りです。

コノハじぃじ（父）
コノハばぁば（母）
コノハまま（妻）
コノハあい（長女）
コノハまもる（長男）
コノハみらい（次女）

コノハけいぶファミリーは、主に県警のホームページや職員向け機関誌などで活躍しています。

幅広い活用

コノハけいぶは、着ぐるみとしてイベント会場に登場したり、押しボタン式信号機のカバーとして使用されたりするなど、様々な場面で活用されています。また、県警の南久屋交番はコノハけいぶをモチーフに設計されており、親しみやすい外観が特徴です。さらに、交通事故防止を啓発するため、スーパーマーケットの半額シールにコノハけいぶが採用されるなど、広報活動にも貢献しています。

コノハけいぶは、愛知県警察の活動を県民に身近に感じてもらうための、重要な役割を担っていると言えるでしょう。

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