コランタン・トリッソ

コランタン・トリッソ

コランタン・トリッソ（Corentin Tolisso）は、1994年8月3日、フランスのタラールに生まれたサッカー選手です。彼は現在、オリンピック・リヨンに所属しており、主にミッドフィールダーとしてプレーしています。公私ともに順調な彼のキャリアは、早くから頭角を現し、フランス代表としても活躍しています。

経歴

クラブキャリア

トリッソは、2014年にリヨンの下部組織からトップチームへ昇格しました。2014-15シーズンからは中盤の重要な選手として活躍し、UEFAチャンピオンズリーグへの出場権獲得や、2016-17シーズンのヨーロッパリーグにおいてベスト4進出に寄与しました。彼の活躍は多くの強豪クラブの目に留まり、ユヴェントスFCやチェルシーFCが獲得に動く中で、2017年6月15日にバイエルン・ミュンヘンに移籍しました。

この移籍は、リヨンが発表したところによると4150万ユーロにボーナス600万ユーロを加えた、バイエルンにとって史上最高額の移籍金となりました。バイエルンにて彼は2017-18シーズンに公式戦で40試合出場し、10ゴール7アシストを記録し、チームに貢献しました。

しかし、2018-19シーズンには厳しい時期を迎え、バイエル・レバークーゼン戦で前十字靭帯を断裂し、半月板も損傷。この負傷により、長期のリハビリが必要となり、実際にはそのシーズンの初めの2試合を除いて出場できないことになりました。トリッソはのちにこの期間を「監獄での生活」に例えました。2022年5月30日、彼はバイエルンとの契約を終了することが発表され、2022年7月1日には古巣リヨンに戻ることが決まりました。契約期間は5年間です。

フランス代表

トリッソは2018 FIFAワールドカップに出場し、準々決勝のウルグアイ戦ではアントワーヌ・グリーズマンのゴールをアシストしました。決勝戦では73分からの交代出場を果たし、チームと共に優勝の喜びを味わいました。彼の代表キャリアには、トーゴ人の父を持ちながらも、フランス代表を選んだ経歴があります。

個人成績

2020年3月3日現在、トリッソはフランス代表として21試合に出場し、1ゴールを記録しています。彼の代表大会出場歴には、2018 FIFAワールドカップ（優勝）、UEFAネーションズリーグ（2018-19, 2020-21）、UEFA EURO 2021（ベスト16）があります。

タイトル

クラブ

• - バイエルン・ミュンヘン

- ブンデスリーガ : 5回（2017-18, 2018-19, 2019-20, 2020-21, 2021-22）
- DFLスーパーカップ : 2回（2017, 2018）
- DFBポカール : 2回（2018-19, 2019-20）
- UEFAチャンピオンズリーグ : 1回（2019-20）
- UEFAスーパーカップ : 1回（2020）

代表

• - FIFAワールドカップ : 1回（2018）

トリッソの成績や彼がもたらした成果は、彼のサッカーキャリアを語る上で欠かせない要素です。彼の活躍はこれからも多くのファンに期待されています。

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