コンパルホール

大分市の複合施設「コンパルホール」：市民の交流拠点としての魅力

大分県大分市府内町に位置するコンパルホールは、図書館、公民館、文化ホールなどを擁する複合施設です。1986年6月7日に開館したこの施設は、かつて井筒屋大分店が建設予定だった敷地に、市民の交流拠点となる総合コミュニティセンターとして誕生しました。その名称は、市民からの募集によって選ばれ、「仲間が集い憩う場所」という意味が込められています。

多様な機能を備えた充実の施設

コンパルホールは、地下1階から7階まで、多様な施設が配置されています。地上階には、市民図書館コンパルホール分館、文化ホール、大分中央公民館、大分市男女共同参画センターなどがあり、市民生活を支える重要な役割を担っています。

地下1階には、音楽練習室、リハーサル室、団体活動室、駐車場があり、音楽活動やサークル活動などに利用できます。1階には、ホワイエや受付に加え、大分市民図書館コンパルホール分館があります。この分館は、2013年7月20日にホルトホール大分へ本館が移転したことに伴い、規模を縮小して設置されました。

2階には大分市男女共同参画センターがあり、市民ギャラリー、勤労青少年ホーム、女性活動室などが設置されています。3階は多目的ホールや会議室、4階には大分中央公民館があり、老人憩いの室、子どもギャラリー、視聴覚室、調理実習室、美術工芸室、集会室などが整備されています。

5階には、体育室、柔剣道室、卓球室、トレーニングルーム、シャワールーム、ロッカーが備え付けられ、スポーツ活動にも最適です。かつては、プロバスケットボールリーグbjリーグの大分ヒートデビルズ（現・愛媛オレンジバイキングス）が2013-14シーズンから2015-16シーズンまで主催試合を開催していました。6階には会議室やランニングコース、そして7階には天体観測ドームが設置され、天体観察を楽しむこともできます。

アクセスと情報

コンパルホールは、JR大分駅から徒歩約5分とアクセスも良好です。施設に関する詳細な情報や各施設の利用方法については、コンパルホールの公式ウェブサイト、大分中央公民館、男女共同参画センター、大分市民図書館のウェブサイトなどで確認できます。

まとめ

コンパルホールは、図書館、公民館、文化ホール、スポーツ施設、会議室などを集約した、地域住民にとってなくてはならない存在です。多世代が交流し、学び、そして共に過ごすことができる、まさに「仲間が集い憩うところ」として、大分市の発展に貢献しています。その多様な機能と便利な立地は、多くの人々に利用され、今後も地域の活性化に大きく寄与していくことでしょう。

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