コンラート・ビンクラー

コンラート・ビンクラーは、1955年2月17日にドイツのザクセン州、エルツ山地のノイハウゼンで生まれました。彼は1970年代後半から1980年代前半にかけて、東ドイツ代表としてノルディック複合の選手として国際舞台で活躍しました。

ビンクラーは、21歳を迎える直前の1976年インスブルックオリンピックに出場し、見事に銅メダルを獲得しました。この成功に続き、1980年のレークプラシッドオリンピックでも再び銅メダルを獲得し、2大会連続でのメダル獲得という偉業を達成しました。

オリンピックでの成功に加えて、ビンクラーは世界選手権でも輝かしい成績を収めています。1978年のノルディックスキー世界選手権（ラハティ）では、個人戦で金メダルを獲得し、世界チャンピオンの座に輝きました。さらに、1982年のノルディックスキー世界選手権（オスロ）では、団体戦で金メダル、個人戦で銀メダルを獲得し、2つのメダルを手にしました。

現役引退後、ビンクラーは指導者としての道に進みました。1990年にはドイツ複合ナショナルチームのコーチに就任し、チームの強化に尽力しました。しかし、1992年アルベールビルオリンピックでのチームの成績不振の責任を取り、コーチを交代することになりました。

その後、ビンクラーはバートエンドルフにある連邦警察体育学校でコーチとして活動しています。彼は長年の経験と知識を生かし、次世代の選手育成に貢献しています。

主な戦績

1976年インスブルックオリンピック：銅メダル
1978年ノルディックスキー世界選手権（ラハティ）：金メダル（個人）
1980年レークプラシッドオリンピック：銅メダル
1982年ノルディックスキー世界選手権（オスロ）：金メダル（団体）、銀メダル（個人）

外部リンク

国際スキー連盟のプロフィール (英語)
Olympedia (英語)

もう一度検索