コード・エイジ コマンダーズ

コード・エイジ コマンダーズ

『コード・エイジ コマンダーズ』（CODE AGE COMMANDERS）は、2005年10月13日にスクウェア・エニックスからリリースされたアクションRPGです。プラットフォームはPlayStation 2で、ゲームは「青」を基調とした色彩が際立ち、スクウェア・エニックスの新ブランド「コード・エイジ」の中でも中心的な作品とされています。

あらすじ

物語は「セントラルコード」を中心とする「球内世界」で繰り広げられます。人類は、セントラルコードによる世界の再構成「輪廻（リ・ボーン）」に直面し、影響を受けづらい「セントラルコード」の周囲に「方舟」と呼ばれる施設を構築しました。この中で人類は、新しい世界で目覚めることを願ってコールドスリープに入ります。しかし、方舟計画は失敗し、乗員は新たに崩れ去った世界へと落ち込んでしまいます。

世界とキャラクター

方舟の破片と共に目覚めた人類は、完了していない「輪廻」によって荒廃した世界に直面します。そこには、人間を襲う異形の存在「オテロ」、そしてオテロによって変貌した生物「コーデッド」が待ち受けています。物語は、ジーン、ジェラルド、フィオナ、ヘイズ＝ヒーリーの四人の視点から進行し、各キャラクターの視点で崩壊した世界の未来を探る様子が描かれます。

ジーン

ジーンは方舟で眠っていたが、記憶が混乱した状態で目覚めます。彼は「ウォーヘッド」へと変化し、自身の姉アリーズを探し始めます。途中、父アルヴィンと再会し、崩壊を食い止めるために共に行動する決意を固めます。

ジェラルド

「黒の群」の小隊長であるジェラルドは、組織の目的に疑問を抱き、仲間との内通の疑いが浮上した後、黒の群を離脱します。彼は戦争の本当の理由を探求する旅に出ます。

フィオナ

フィオナは「白の群」に所属している兵士で、白の群のリーダーギネヴィアを尊敬しています。しかし、彼女の不遜な態度に失望し、戦う意味を見失ったフィオナは白の群を脱退することを決意します。一方、ギネヴィアの追手が彼女に迫ります。

ヘイズ＝ヒーリー

ヘイズは側近としてデュカリオンの「コード」を回収する任務中、少女アリーズを護衛しながら人間の集落を目指します。彼の旅路もまた、物語の重要な一環を成します。

登場する種族と組織

この世界には「オテロ」、「ウォーヘッド」、「コーデッド」といった異なる種族が存在し、それぞれの存在意義や行動が物語に深みを与えています。また、「黒の群」と「白の群」といった攻防が続く中、キーパーズという中立な組織も物語に重要な役割を果たします。

ゲームシステム

『コード・エイジ コマンダーズ』のシステムはステージクリア型の3Dアクションゲームで、プレイヤーは各キャラクターを操作してさまざまな敵と戦います。特有のスキルを駆使し、連携を生かしたバトルを展開する中で、物語が進行します。

まとめ

『コード・エイジ コマンダーズ』は、人類の存亡が賭けられた壮大なストーリーと多様なキャラクターの視点から語られる深い物語が魅力。個性豊かなキャラクターたちがどのように困難な状況に立ち向かうのか、その結末を知ることは、プレイヤーにとっての大きな楽しみです。

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