コーリー・アボット

コーリー・ジェームズ・アボット：球歴と実績

コーリー・ジェームズ・アボット（Cory James Abbott, 1995年9月20日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ出身のプロ野球選手（投手）です。右投右打。

プロ入りとカブス時代

2017年のMLBドラフト2巡目（全体67位）でシカゴ・カブスから指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。契約後、傘下のA-級ユージーン・エメラルズでプロデビューを果たし、5試合に先発登板。防御率3.86、18奪三振を記録しました。

2018年はA級サウスベンド・カブスとA+級マートルビーチ・ペリカンズでプレーし、2球団合計で22試合に登板。8勝6敗、防御率2.50、131奪三振という成績を残しました。

2019年はAA級テネシー・スモーキーズで26試合に先発登板し、8勝8敗、防御率3.01、166奪三振を記録。着実にステップアップしていきました。

2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦での登板機会はありませんでした。しかし、オフの11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りを果たしました。

2021年はAAA級アイオワ・カブスでシーズンを迎え、6月5日にメジャー初昇格。同日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビューを飾りました。この年、メジャーでは7試合（先発1試合）に登板し、防御率6.75、12奪三振を記録しました。

2022年4月16日にDFA（Designated for Assignment）となりました。

ナショナルズ時代

2022年4月21日に金銭トレードで、ジャイアンツへ移籍。しかし、移籍後はメジャー及びマイナーでの登板はありませんでした。5月4日にウェイバー公示を経てワシントン・ナショナルズへ移籍しました。この年、メジャーでは16試合（先発9試合）に登板し、0勝5敗、防御率5.25、45奪三振を記録しました。

2023年は22試合に登板し、1勝2敗、防御率6.64、40奪三振を記録。オフの11月17日にノンテンダーFAとなりました。

プレースタイル

アボットは、速球と変化球を織り交ぜた投球で打者を打ち取るタイプの投手です。マイナーリーグ時代から高い奪三振率を誇り、メジャーリーグでもその能力を発揮することが期待されています。

今後の展望

2023年シーズンオフにフリーエージェントとなったアボット。今後の活躍に期待がかかります。

年度別投手成績

（2023年度シーズン終了時）

背番号

15（2021年）
77（2022年 - 2023年）

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