ゴジてれシャトル

ゴジてれシャトル - 福島中央テレビの夕方ワイド番組



『ゴジてれシャトル』は、1994年10月3日から2008年3月27日までの約13年半にわたり、福島中央テレビで放送されていた平日夕方のワイド番組です。この番組は、地域密着型のニュースや情報を提供することを目的としていました。

1. 番組の概要



福島中央テレビでは、夕方の帯番組において17時台は主にアニメなどの子供向け番組が、18時台はローカルニュースの『プラス1ふくしま』が放送されていましたが、『ゴジてれシャトル』の開始により、その体制は大きく変更されました。全国ニュースを取り入れ、福島県内のテレビ局として初めての2時間ワイド番組としてスタートしました。

番組は、最初は17時から始まっていましたが、放送時間は次第に早まっていき、最終的には16時50分に設定されていました。メインMCが全般を進行し、県内のニュースは専任のアナウンサーが担当するスタイルが取られていました。その後、2006年にはスタジオセットのHD化が行われ、17時台には生活情報がメイン、18時台には県内ニュースに特化した内容にリニューアルされました。

2. 放送枠の移行



2008年3月31日には『ゴジてれシャトル』に代わり、『ゴジてれ Chu !』が放送されることになりました。この新番組は、放送枠を1時間拡大し、より多くの情報を視聴者に届けることを目指しました。終了時のスタジオセットも手直しを施した上で、2014年まで使用され続けました。また、料理コーナーや地域からの中継など多くのコーナーが新番組に引き継がれており、視聴者に親しまれる内容が続いています。

3. 放送時間の推移



『ゴジてれシャトル』の放送時間は次のように変化しました:

4. コーナーと参加者



放送期間中には、多彩なコーナーが展開されました。連日放送されていた「今日イチ」や、「ゴジてれ特集」、「楽々ちゅーぼーゴジてれしぴ」という料理コーナーが特に人気を博しました。また、「極選『究極グルメ』」や「週刊旬中」といった特集も視聴者の楽しみとなっていました。

歴代のMCや中継担当者も多様で、番組の進行を支えていました。関口哲郎や佐藤文男をはじめ、数々のキャスターたちが番組の顔として活躍していました。

5. 終焉とその後



『ゴジてれシャトル』は、その後の番組にも多くの影響を与えました。『Newsリアルタイム』のネット開始によって、福島県内の夕方ワイド番組構成も変化し、徐々に新たなスタイルが確立されました。地方の放送局でありながら、この番組は地域の重要な情報源としての役割を果たし、視聴者に愛され続けました。今でもそのエッセンスは新しい番組に受け継がれています。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。