ゴングショー

ゴングショーは、テレビやラジオ番組、トークショーなどで用いられる審査形式で、アメリカのバラエティ番組『ザ・ゴングショー』が原型となっています。

ゴングショーの概要

ゴングショーは、視聴者参加型番組でよく見られる形式の一つです。開催場所や番組によって細かな違いはありますが、基本的な流れは以下のようになっています。

1. 参加者の登場: 司会者の紹介で、参加者がステージに登場します。
2. 演目の披露: 参加者はステージ上で歌やダンス、お笑い、物真似など、様々な演目を披露します。
3. 審査員の評価: 演目の最中に、審査員はパフォーマンスを見て「つまらない」「見る価値がない」と判断した場合、ゴングを鳴らすなど、何らかの装置を使って評価を表明します。逆に、面白いと判断した場合は、加点評価を行うこともあります。
4. 演目の中止・継続: 規定数の減点が行われた場合、演目はその時点で強制的に中止となります。減点がない場合や、加点があった場合は、演目を最後まで続けることができます。演目を最後まで終えた場合は、合格とみなされることが多いです。
5. 最終審査: 参加者の数だけ上記1～4を繰り返し、最終的に残った参加者の中から、最も優秀な参加者を決定します。

日本におけるゴングショー形式の番組

日本でも、多くの番組でゴングショー形式が採用されています。以下に主な番組を挙げます。

欽ちゃんの仮装大賞: 参加者が自作のユニークな仮装を披露し、審査員が採点する人気長寿番組です。
NHKのど自慢: アマチュアの参加者が歌を披露し、鐘の数で合否が決まる、国民的な歌番組です。
とんねるずのみなさんのおかげでした - 博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜: プロ・アマ問わず、非常にマニアックな物真似を披露するコーナーです。審査員が面白いと判断すれば合格、つまらないと判断すれば強制終了となります。
サタネプ☆ベストテン: 様々なジャンルのランキングを紹介する番組内で、お笑い芸人などがネタを披露するコーナーがありました。面白くないと判断されると強制終了となります。
* 歌ネタゴングSHOW 爆笑！ターンテーブル: 芸人が歌ネタを披露し、審査員が面白いかどうかを判定する番組です。面白くないと判断されると、ターンテーブルが回転して強制終了となります。

ゴングショー形式は、参加者の個性的なパフォーマンスや、審査員の辛口な評価など、見どころ満載のエンターテイメントです。視聴者は、参加者の成功を応援したり、審査員の評価に共感したりしながら、番組を楽しむことができます。

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