ゴールドライン (バンコク)

ゴールドライン：バンコク初の無人運転AGT

ゴールドラインは、タイで初めて導入された無人運転による案内軌条式輸送システム（AGT）、いわゆる新交通システムです。運営はスカイトレイン（BTS）を手掛けるBTSCが行っています。この路線は、バンコクのクローンサーン区周辺、特に2018年に開業した大型商業施設アイコンサイアムへのアクセス改善を目的として、バンコク都(BMA)によって建設されました。

概要

当初、2020年10月の運行開始が予定されていましたが、数ヶ月の遅延を経て、同年12月16日に無料の公開試験運行が開始されました。その後、2021年1月16日より正式な営業運転を開始しました。現在（2022年）の路線総延長は1.72kmと短いものの、2023年にはパープルライン延伸を見据えた約1kmの延長が計画されています。

開業までの経緯

2020年6月18日：第1編成が到着
2020年9月11日：走行試験を実施
2020年12月16日：無料運行開始
2021年1月16日：営業運転開始

路線

ゴールドラインは、BTSシーロム線のクルン・トンブリー駅から、アイコンサイアム最寄りのチャルンナコーン駅、そしてクローンサーン駅までの約1.8kmを結び、所要時間は約6分です。クローンサーン駅では、将来的にダークレッドラインの延伸に伴う新駅設置も計画されています。

駅一覧

クルン・トンブリー駅（Krung Thon Buri Station）
チャルンナコーン駅（Charoen Nakhon Station）
クローンサーン駅（Khlong San Station）

車両

ゴールドラインの車両は、無人運転に対応した最新技術が導入されており、安全性と快適性が追求されています。

延伸計画

既述の通り約1kmの延伸計画に加え、将来的にはブルーラインのイサラパープ駅まで延伸する計画と、現在の起点であるクルン・トンブリー駅から南方向への延伸計画も存在します。これらの延伸計画は、バンコクの交通ネットワークをさらに強化し、利便性を向上させることが期待されています。

ネットワーク地図

（ネットワーク地図は別途参照）

関連項目

自動案内軌条式旅客輸送システム
全自動無人運転車両システム
バンコク・スカイトレイン
バンコク・メトロ

外部リンク

アイコンサイアム（公式）（英語）
* アイコンサイアム(日本語) - タイ国政府観光庁

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