ゴー傑P

ゴー傑P概要

『ゴー傑P』は、2006年4月8日から2009年3月21日まで毎日放送ラジオ（MBSラジオ）で放送されていた人気番組です。主に小籔千豊（吉本新喜劇座長）と、漫才コンビ笑い飯（西田幸治・哲夫）がパーソナリティを務めていました。番組は毎週土曜日の未明に生放送され、久々のフリートークが展開されました。その後、2010年と2011年には特別企画が放送され、さらに2018年からは『小籔×笑い飯の「土020」』という新たな形で月1回の生放送が行われています。

放送時間と内容

『ゴー傑P』は主に、毎週土曜日の2:00 - 4:55の時間帯に放送され、パーソナリティの小籔と笑い飯は、毎回ゲストを迎えながら自由なトークを展開しました。番組はフリートーク中心であり、様々なテーマやリスナーからのメッセージを交えて楽しいひとときを提供しました。

番組の基本的な流れは以下の通りです：

• - 2:00 - 2:30 三人のフリートークとメッセージテーマの告知
• - 2:30 - 4:00 ゲストを迎えてのトーク
• - 4:00 - 4:58 リスナーからのメッセージを紹介、特別グッズの贈与もあり

このプログラムの特異な点は、リスナーから寄せられたメッセージがパーソナリティによってユニークな基準で評価され、良いメッセージにはオリジナルグッズがプレゼントされる形式であることです。メッセージの取り上げ方や、何がくしゃくしゃにされるかの裁量には、時にユーモアが見られることもありました。

パーソナリティの動きと特徴

番組は基本的に小籔の近況報告からスタートし、その後に笑い飯の二人が続いて話を展開します。小籔の時折厳しい意見や切り口からトークが進むことが多く、ちょっとした社会風刺めいた話題が扱われることもありました。

この番組の構成作家は寺本覚と元シンドバットの森詩津規の二人で、寺本は「だまらっしゃい寺本」として時折登場することもありました。また、各パーソナリティは「ブレイクカード」を使用することで10分間の休憩を取ることができ、これはゲストとのトーク中でも活用されるなど、独自のスタイルを持っています。

ゲスト

『ゴー傑P』では多様なゲストが登場しました。初回のゲストはバッファロー吾郎で、以降も様々な芸人や著名人がリスナーを楽しませるために参加しました。2006年から2009年までの間に登場したゲストのリストは長大で、さまざまなジャンルのエンターテナーが集いました。

終了後の展開

2009年の放送終了後も、番組派生企画として2010年から2011年にかけて特別なイベントが行われました。2018年からの『土020』でも、月1回の形で小籔と哲夫が親しげなトークを繰り広げ、リスナーとの距離感を大切にした番組運営が続いています。これにより、話題はさらに広がりを見せました。

番組期間中には、選ばれた音源がradikoやMBSラジオ公式ストアなどで聴けるよう配信されるようになり、新たな視聴者を獲得していきました。特に、エンディングテーマにペルー国歌が使用されている点もユニークで、番組発足の際に生まれた伝説となっています。

ライブイベント

『ゴー傑P』には、2009年に行われたイベント『ゴー傑Pライブ オールナイト！』や、『T-1グランプリ』など、番組から派生したライブイベントもあり、人気の高さを証明しています。

このように、『ゴー傑P』はただのラジオ番組に留まらず、リスナーとのつながりや娯楽を提供する場としても重要な役割を果たしてきました。

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