サッカーアメリカ領サモア代表

サッカーアメリカ領サモア代表

サッカーアメリカ領サモア代表は、アメリカ領サモアサッカー連盟によって編成される、アメリカ領サモアのナショナルチームです。本拠地はパゴパゴにあるベテランズ・メモリアル・スタジアム。

概要

人口が少ないことに加え、アメリカ領であるためアメリカンフットボールが非常に人気があり、サッカーは世界で最も弱いチームの一つとして知られています。2001年4月11日に行われたオーストラリア代表との試合では、0-31という記録的な大敗を喫しました。これは、国際Aマッチ史上最大の点差での敗戦として記録されています。

1994年11月24日、初のFIFA公式戦となった西サモア戦での敗戦以来、FIFA公式戦では30戦全敗という結果でした。しかし、北中米カリブ海サッカー連盟から派遣されたトーマス・ロンゲン監督の指導により、チームは大きく変化。31戦目となる2011年11月22日の2014 [[FIFAワールドカップ]]・オセアニア予選1次予選でトンガに2-1で勝利し、FIFA加盟後の公式戦で初めての勝利を手にしました。しかし、1次予選はグループ3位（グループ1位のみ予選通過）となり、2次予選への進出はなりませんでした。

この一連の出来事は、『ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦』というドキュメンタリー映画として記録され、世界各国の映画祭で上映され、多くの人々に感動を与えました。

2018年大会のFIFAワールドカップ・オセアニア1次予選では、前回勝利したトンガに再び勝利し、クック諸島にも勝利して2勝を挙げました。しかし、サモアと勝ち点で並んだものの、得失点差でわずか1点及ばず、惜しくも2次予選進出はなりませんでした。

FIFAワールドカップ2018年予選終了時点で、上述の2014年大会予選での1勝と2018年大会予選での2勝を合わせて、公式戦通算3勝を挙げています。

FIFAワールドカップの成績

アメリカ領サモアサッカー連盟設立（1984年）以降の成績は以下の通りです。

1986年〜1998年 - 不参加
2002年 - 予選敗退
2006年 - 予選敗退
2010年 - 予選敗退
2014年 - 予選敗退
2018年 - 予選敗退
2022年 - 不参加

OFCネイションズカップの成績

（情報なし）

パシフィックゲームズの成績

（情報なし）

歴代監督

アンソニー・ランキルデ（2001）
トゥノア・ルイ（2001-2002）
イアン・クルーク（2004）
ネイサン・ミーズ（2007）
イオフィ・ラロガファフア（2011）
トーマス・ロンゲン（2011）
ラリー・マナオ（2015-2019）
トゥノア・ルイ（2019-）

歴代代表選手

GK: ニッキー・サラプ (2001-2015)
DF: ジャイヤ・サエルア (2010-2011)
FW: ラミン・オット (2004-)

脚注

1. FIFA.com 試合結果検索サービス

外部リンク

アメリカ領サモアサッカー連盟（英語）
映画『ネクスト・ゴール！世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』

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