サッカーパダーニャ代表

サッカーパダーニャ代表

サッカーパダーニャ代表は、イタリア北部を中心とするポー平原（パダーニャ地域）を代表するサッカーのナショナルチームです。この地域は、ピエモンテ州、ロンバルディア州、エミリア・ロマーニャ州、ヴェネト州の4州にまたがっています。

特徴

パダーニャ代表は、FIFAおよびUEFAに加盟していないため、ワールドカップやUEFA欧州選手権といった主要な国際大会には参加できません。しかし、2008年6月にはNF-Board（New Football Federations-Board）の正会員となり、同年7月のVIVAワールドカップから国際大会へ参戦を開始しました。

初出場となった2008年のVIVAワールドカップでは、見事に初優勝を飾りました。その後も2009年、2010年と連覇し、VIVAワールドカップ3連覇という偉業を成し遂げています。そのプレースタイルは、テクニックに優れ、戦術が浸透した組織的なもので、プロリーグのチームにも引けを取らないレベルにあると評されています。

2013年には、新たに発足したConIFA（Confederation of Independent Football Associations）にも加盟し、活動の幅を広げています。

ConIFAワールドフットボール・カップ2014

2014年に開催されたConIFAワールドフットボール・カップでは、VIVAワールドカップ3連覇の実績から、優勝候補の筆頭に挙げられていました。しかし、その期待とは裏腹に、チームは慢心からかまとまりを欠き、本来の力を発揮できませんでした。

グループリーグでは、ダルフールに20-0、南オセチアに3-1と連勝し、首位で決勝トーナメントに進出しました。しかし、準々決勝でカウンテア・デ・ニッサに1-2で敗れ、優勝の夢は断たれてしまいます。その後、順位決定戦に回り、1回戦でアブハジアに3-3（PK戦4-2）、2回戦でクルディスタンに1-1（PK戦4-3）と、2試合連続でPK戦を制して辛勝し、最終的に5位（12チーム中）で大会を終えました。

VIVAワールドカップの成績

2006年 - 不参加
2008年 - 優勝
2009年 - 優勝
2010年 - 優勝
2012年 - 不参加

著名な選手

エノック・バルウアー：マリオ・バロテッリの実弟。レガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネ（イタリア3部）でプレー（2014年当時）。

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