サッポロさとらんど

サッポロさとらんどの魅力

概要

サッポロさとらんど（Sapporo Satoland）は、札幌市東区にある農業体験交流施設です。その名前は市民によって公募され、「ふる里の『さと』」と「大地の『らんど』」を組み合わせた造語であり、地域の人々に愛される場所となることを願って名付けられました。本施設は「人と農業や自然とのふれあい」や「都市と農業の共存」をテーマとし、緑豊かな田園地帯を生かした都市農業の拠点として機能しています。

ここでは、さっぽろハーベストランドのPR拠点にもなっており、地元産品の推進活動を行っています。市民が農業をもっと理解し、食への関心を高めるために、農作物の収穫体験や畜産物の加工体験、さらには市民農園も提供しています。また「さっぽろ農学校」では市民農業講座を開催し、地域の農業活動を促進しています。

隣接する「ミルクの郷」では、サツラク農業協同組合が製造する乳製品の工場も併設されており、訪れる人々に農業の現場を間近に体験してもらうことができます。

季節ごとの楽しみ

夏になると、施設内ではSLバスや馬車、レンタサイクル、パークゴルフなどのアクティビティが利用できます。また、訪れた人々は牧場で飼われている動物たちと触れ合うことができ、都市の喧騒を忘れて自然を満喫できます。冬には雪遊びが楽しめ、そりや貸チューブに乗って雪山を滑り降りたり、約1.4kmのクロスカントリースキーコースを利用して雪の大地を楽しむことができます。

さらに、縄文時代の遺跡を活用した公園の整備計画も進められており、歴史を感じながら自然と触れ合う場所としての魅力が広がっています。

施設紹介

サッポロさとらんど内には多彩な施設が用意されています。

• - さとらんどセンター: レストランや売店、おもしろ情報室、授乳室が完備されています。
• - みのりの家: 野菜栽培の相談に乗ってくれる専門家がいて、家庭菜園のアドバイスが受けられます。
• - ふれあい牧場: 放牧されたヤギやヒツジと触れ合えるエリアがあります。
• - 炊事広場: バーベキューなどのアウトドア料理が楽しめるスペースです。
• - さとらんど交流館: 各種イベントや多目的な活動が可能なホールや調理室があります。
• - パークゴルフ場: アップル、ビーンズ、キャロットの3つのコースが用意されています。
• - 手づくり工房まきば館: 昔ながらの製法でパンやバターを作る様子を見学できる施設です。
• - ミルク館: 牧場で搾られた生乳から乳製品が作られる過程を見学できる場所です。

アクセス

サッポロさとらんどは、道道112号沿いに位置し、モエレ沼やモエレ沼公園が近くにあります。公共交通機関を利用する場合、北海道中央バスの「丘珠高校前」バス停から徒歩約10分です。また、札幌市中心部から車でのアクセスも良好で、駐車場は1,800台収容可能です。

このように、サッポロさとらんどは都市と農業の交流を深め、市民に親しまれる場として多様なアクティビティが楽しめる魅力的な施設です。

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