サムライウエスタン 活劇侍道

サムライウエスタン 活劇侍道

『サムライウエスタン 活劇侍道』は、スパイクが2005年にPlayStation 2向けに発売したアクションゲームで、アクワイアが開発した「侍道シリーズ」のスピンオフです。本作は、19世紀のアメリカ西部を舞台に、銃と刀の戦いが繰り広げられます。

ゲームの背景

ゲームは、アメリカの開拓時代やゴールドラッシュの終わり頃が時代設定です。主人公、桐生豪次郎は、兄を探して東洋からやって来た侍です。彼は荒廃した町でガンマンたちと出会い、刀で戦います。本作は「刀vs刀」とは異なり、「刀vs銃」という新たなテーマを取り入れています。

ゲームプレイ

豪次郎を操作して物語を進める中で、プレイヤーはレベルアップの要素を体験します。また、2人同時プレイも可能で、ラルフ・ノーマンという銃使いが支援します。ノーマル以上の難易度でゲームをクリアすると、隠されたステージやサバイバルモードが解放されます。

特定の条件を満たすことで、プレイヤーキャラクターを変更できる要素もあり、これにより様々なプレイスタイルが楽しめます。音声はイベントムービーを除き、各キャラクターの本来のものが使用されています。

操作方法

豪次郎 (1P)

• - □: 通常攻撃（刀）
• - ×: ジャンプ
• - ○ (R1): 銃弾の弾き
• - △: 物や敵のつかみ

ラルフ (2P)

• - □: 銃の通常攻撃
• - ×: ジャンプ
• - ○ (R1): かわし
• - △: パンチ
• - L1: リロード

達人への道

本作では、達人ゲージが存在し、敵を斬ったり銃弾を受けたりするとこのゲージが上昇します。ゲージが最大になると、L1ボタンで「達人の境地」が発動し、移動速度や攻撃力が向上します。雑魚敵を攻撃することで「連殺モード」に突入し、連続で敵を倒すことも可能です。

俺ルール

難易度NORMALやHARDで、独自の制約を加えてステージクリアを目指す「俺ルール」システムがあります。設定することで得られる得点や経験値が増加します。設定できる制約は、時間内にクリア、倒れずにクリア、達人の境地を使わずにクリアなど多岐にわたります。

アイテム紹介

戦闘で雑魚敵を倒すと、様々なアイテムを入手できます。例えば、体力を回復する「骨付き肉」、達人ゲージを増加させる「ウイスキーボトル」、武器のレベルを上げる「コイン」などがあります。また、特定のアイテムを集めてステージクリアすると、新たなキャラクターを使用可能になる「手配書」も存在します。

登場キャラクター

主なキャラクターは、豪次郎の兄・乱堂、メインヒロインのアンネ、謎のガンマンラルフなど。乱堂は銃を手にし侍の道を捨てた背景があり、豪次郎の運命に大きな影響を与えます。

まとめ

『サムライウエスタン 活劇侍道』は、刀と銃が交錯する新しい魅力を持ったアクションゲームで、多彩なキャラクターやユニークなシステムがプレイヤーを引き込む要素となっています。アクションゲームファンや侍道シリーズの愛好者には特に楽しんでもらえる作品と言えるでしょう。

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