サワダデース

『サワダデース』概要

『サワダデース』は、九州朝日放送（KBCテレビ）で2011年10月3日から2020年9月24日まで放送された情報番組です。司会は、KBCアナウンサーの沢田幸二が務め、この番組は彼の冠番組として位置づけられていました。番組は、視聴者に親しみやすい内容を目指し、地元の話題や情報を幅広く取り上げました。

この番組は、2008年に開始したその前身である『サワダデス。』の流れを受け継ぎ、最初は10分間の短い番組としてスタートしましたが、放送が進むにつれて、時間や内容が変更されていきました。制作側によると、松田アナウンサーが不在の際はほかのアナウンサーが担当ボードを持たせるなどの工夫がされていたため、番組名も『ダイダデス。』や『サワダレス。』に変わることがありました。

番組の特徴と出演者

『サワダデース』では、沢田を中心として、多彩な出演者が週替わりで登場しました。月曜日にはおすぎがコメンテーターとして参加し、火曜日には気象予報士の佐藤栄作が「栄作のお天気デース」というコーナーを担当していました。毎日の放送では、加藤恭子や、火曜日の依布サラサなどが司会を務め、視聴者からのメッセージを交えたインタビューなども行いました。

また、番組ではリポーターが実際に外に出て天気情報を伝える「感じてお天気」や、視聴者から様々な情報や質問を受け付けるコーナーもありました。これにより、視聴者との双方向コミュニケーションが図られ、それが『サワダデース』の人気の一因となっていました。

番組の構成

番組の構成は、オープニングトークから始まり、天気コーナーや地域情報、ゲストコーナーへと進行しました。日々の様々な話題を週替わりで取り上げることで、常に新鮮な内容を提供し続けることが重要視されていました。2014年には放送時間が変更されるなど、視聴者のニーズに応じた柔軟な対応が求められました。

特に、番組中では視聴者が投稿した面白い写真や出来事を紹介する「ミテミテミテ!」というコーナーもあり、親しみやすい雰囲気が漂っていました。

最終回とその後

『サワダデース』は、2020年9月24日をもって放送を終了しましたが、最終回においては番組の歴史を振り返る内容が放送され、多くの視聴者に感謝の気持ちが伝えられました。最終回は視聴者からの感謝のメッセージや思い出が紹介され、感動的な締めくくりとなりました。

その後、2020年9月28日からは『大下容子ワイド!スクランブル・第1部』がその時間枠で放送されることとなり、『サワダデース』は新たな放送形式へと移行しました。

『サワダデース』は、地元に密着した情報を視聴者に届けることで、多くの人々に愛され、長い間親しまれてきた番組でした。

もう一度検索