サンダルバッヂ

サンダルバッヂ：日本のロックシーンを彩る異色のバンド

2002年、シングル「思ヒ空」でユニバーサルミュージックよりメジャーデビューを果たした日本のロックバンド、サンダルバッヂ。その後、精力的にシングル4枚、アルバム2枚を発表。メジャーシーンでの活動後も、地道なインディーズ活動を続けました。そして2012年、10年ぶりの復活を遂げ、全国発売の音源を発表。バンドの歩みは、決して平坦ではありませんでしたが、その活動は着実に音楽ファンを増やし続けています。

赤松クニユキ：バンドの中心人物

サンダルバッヂの中心人物であるボーカル、赤松クニユキは愛媛県宇和島市出身。高校時代は甲子園常連校の宇和島東高等学校野球部に所属し、選抜全国制覇を経験しています。卒業後は航空自衛隊に入隊、その後はガソリンスタンドで働きながら音楽活動を続けました。この経験は、彼を“ワーキングヒーロー”として世に知らしめ、現在もガソリンスタンドでリーダーシップを発揮し、優秀店舗の獲得を目指して日々奮闘しています。

彼の音楽性は、瀬戸内海の暖かさや明るさ、そして古来からの抒情性を巧みに表現し、日々の生活における刹那的な感情を歌い上げます。独特の言葉選びとメロディーラインは多くのリスナーを魅了し続けています。トレードマークであるハンチング帽も、彼の個性的なスタイルの一部として知られています。

メンバーの変遷と音楽性

近年は赤松クニユキ、岡田年世、小野一の3ピースで活動していましたが、2012年の復活時にはキーボードに南健太が加わり、新生サンダルバッヂとして活動を再開。長年の歳月を経て熟成された音楽性は、オリジナルアルバム『色あい』に集約されています。このアルバムは、彼らのライフワークともいえる音楽活動の集大成と言えるでしょう。

2014年には4枚目のアルバム『noise』、2019年にはアルバム『サラバ』を発表。同年3月には、アルバム『サラバ』に参加したメンバーによる一夜限りの復活ライブを開催し、多くのファンを感動させました。それぞれのアルバムには、参加メンバーの変遷が反映されており、音楽性の幅広さ、多様性を示すものとなっています。

メンバー紹介

赤松クニユキ: ボーカル、ギター、ハモニカ、リコーダー、パーカッション
山野直人: エレクトリックギター（アルバム『サンダルバッヂ』『サラバ』参加）
青木義治: ベースギター（アルバム『サンダルバッヂ』『サラバ』参加）
原文雄: 鍵盤（アルバム『サンダルバッヂ』『サラバ』参加）
岡田年世: ドラム、パーカッション（アルバム『サンダルバッヂ』『色あい』『noise』参加）
高橋良一: パーカッション（アルバム『サンダルバッヂ』参加）
小野一: ベースギター（アルバム『色あい』『noise』参加）
南健太: キーボード（アルバム『色あい』参加）
丸尾和正: ドラム（アルバム『noise』参加）
横野義啓: ドラム（アルバム『サラバ』参加）

それぞれのメンバーの個性と才能が融合することで、サンダルバッヂ独自の音楽世界が創造されています。

外部リンク

赤松クニユキのAmebaブログ「赤松クニユキのイチ！ニ！サンダルバッヂ！」
青木義治と横野義啓が所属するバンド「群青」公式サイト
原文雄の運営する音楽サイト
小野一のAmebaブログ

これらのリンクから、さらに詳しい情報を得ることができます。サンダルバッヂの音楽、そしてメンバーそれぞれの活動に注目が集まっています。

まとめ

サンダルバッヂは、メジャーデビューからインディーズ活動、そして10年ぶりの復活と、常に進化を続けるロックバンドです。赤松クニユキを中心とした個性豊かなメンバー、そして彼らが生み出す唯一無二の音楽性は、これからも多くの人々を魅了し続けるでしょう。彼らの軌跡は、日本の音楽シーンにおける重要な一頁を刻んでいると言えるでしょう。

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