サンティアゴ・ブエノ

サンティアゴ・ブエノ：ウルグアイが生んだ才能あるDF

サンティアゴ・イグナシオ・ブエノ・スキウット（Santiago Ignacio Bueno Sciutto, 1998年11月9日 - ）は、ウルグアイの首都モンテビデオ出身のプロサッカー選手です。現在は、イングランドのプレミアリーグに所属するウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCでDFとして活躍しています。

若き日の飛躍

ブエノは、15歳という若さでCAペニャロールのトップチームに昇格しました。リーグ戦での出場機会はなかったものの、ユース世代のウルグアイ代表では中心選手として活躍。「ディエゴ・ゴディンの後継者」として、その才能は早くから注目を集めていました。

バルセロナ、そしてジローナへ

2017年1月、ブエノはFCバルセロナへの移籍を果たし、傘下のFCバルセロナBに配属されました。しかし、2017-18シーズンは2試合でベンチ入りしたのみで、出場機会を得ることはできませんでした。2018年1月には、ジローナFCへのローン移籍が決まり、傘下のCFペララーダに配属。同シーズンは12試合に出場しました。その後、ローン契約は延長され、2018-19シーズンはテルセーラ・ディビシオンで29試合に出場。着実に経験を積みました。2019-20シーズンには、ジローナへの完全移籍を果たし、トップチームに昇格しました。

ウルヴァーハンプトンへの移籍

2023年8月31日、ブエノはウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCへの移籍を発表しました。契約期間は5年間。新たな舞台で、更なる飛躍を目指します。

代表としての活躍

ブエノは、各世代のウルグアイ代表としても数々の実績を残しています。2015年にはU-17ウルグアイ代表として南米U-17選手権に出場。2017年には、U-20代表として南米ユース選手権に出場し、見事優勝を経験しました。また、2017 FIFA U-20ワールドカップでは4位入賞を果たしています。この大会には、当時のバルサBから白昇浩、李昇祐、そして元ラ・マシアの久保建英も出場し、話題となりました。2020年には、2020年東京オリンピック出場を懸けたCONMEBOLプレオリンピック大会に、U-23代表として出場しています。

サンティアゴ・ブエノは、恵まれた体格と高い身体能力、そして的確な状況判断で、最終ラインに安定をもたらすDFです。ウルヴァーハンプトンでの活躍、そしてウルグアイ代表での更なる飛躍が期待されます。

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