サン・セバスティアン空港

サン・セバスティアン空港

サン・セバスティアン空港（Aeropuerto de San Sebastián）は、スペイン・バスク州ギプスコア県に位置する空港です。オンダリビアに所在し、サン・セバスティアンの東20kmに位置しています。スペインとフランスの国境を流れるビダソア川に隣接しており、空港の北側と東側はすぐに国境という地理的な特徴を持っています。

歴史

1955年8月22日に開港し、8月29日にはアビアコ航空が最初の便を運航しました。当初の滑走路は1,200mで、05/23の方角を向いていました。1961年7月には滑走路が1,500mに延長され、1964年から1965年にかけてエプロンや管制塔が建設され、正式にサン・セバスティアン空港という名称になりました。1960年代後半には旅客ターミナルが建設され、滑走路は現在の1,754mに延長されました。

2006年には[スパンエアー]]がイベリア航空と競合するマドリード便の定期運行を開始しましたが、後に撤退しました。2012年には格安航空会社]のブエリング航空が[[バルセロナ便の毎日運行を開始し、サン・セバスティアンとバルセロナ間では高い輸送シェアを誇っています。長距離路線の運航のために滑走路の延長が計画されていますが、経済状況の影響で空港利用者数に影響が出ており、滑走路延長には反対意見もあります。2013年の乗客数は244,952人、発着回数は6,237回、貨物輸送量は20,000kgでした。

設備

1,754mの滑走路を1本有しています。国内線のみが運航されており、イベリア航空がマドリードへ、ブエリング航空がバルセロナへ定期便を運航しています。特にマドリード便が中心となっています。空港には、旅客ターミナルが1つ、チェックインデスクが6台、搭乗ゲートが6つ、手荷物検査所が2つあります。駐車場は228台分のスペースがあります。

サン・セバスティアン[空港]]に最も近い国際空港は、フランスのビアリッツ＝アングレット＝バイヨンヌ空港 (32km)です。スペイン国内では、ビルバオ空港]が最寄りの[[空港となります。

就航地

イベリア航空: マドリード
ブエリング航空: バルセロナ

アクセス

エキアルデバスが、ギプスコア県の主要都市と空港を結ぶ路線バスを運行しています。

E20系統: サン・セバスティアン中心市街地発、イルンを除くサン・セバスティアン都市圏を経由 (30分間隔)
E21系統: サン・セバスティアン中心市街地発、高速道路経由で空港へ直行 (1時間間隔)
E23系統: 高速道路経由で空港へ (数時間間隔)
E25系統: イルン発、空港行き (平日15分間隔、土日20分間隔)

サン・セバスティアン都市圏を走るメトロ・ドノスティアルデアは、空港までの路線延伸を計画しています。空港へはタクシーや自家用車でもアクセス可能です。

外部リンク

公式ウェブサイト - 空港運営会社 (Aena) によるウェブサイト （英語）（スペイン語）（バスク語）
LESOの空港情報 - World Aero Data (2006年10月時点のデータ)

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