サーカス情報局 VOLCANO

『サーカス情報局 VOLCANO』（サーカスじょうほうきょくボルケーノ）は、2004年 12月1日からインターネットラジオ配信サイト音泉で配信開始されたラジオ番組です。パーソナリティは、ゲーム制作会社CIRCUSの広報担当である、らまマン（くま坂らま男）と、同じくゲーム制作会社S・O・F・Tの原画家、かゆらゆかの二人が務めました。

番組概要

この番組は、CIRCUSの最新情報や関連情報を発信する情報番組としてスタートしました。当初は音泉のみでの配信でしたが、後にランティスウェブラジオでも配信されるようになり、より多くのリスナーに届けられるようになりました。配信スケジュールは、音泉では毎週火曜日、ランティスウェブラジオでは毎週水曜日と、それぞれ異なる曜日で配信されました。

また、コンプティークのD.C. 〜ダ・カーポ〜|D.C._〜ダ・カーポ〜情報ページ内では、「出張版ボルケーノ」というコーナーも展開しており、誌面でも番組の魅力を楽しむことができました。

2005年4月10日には、初台The DOORSにて、yozucaファンクラブとCIRCUSファンクラブ合同イベント「web喫茶よずりの」との合同公開録音が行われ、ファンにとっては貴重なイベントとなりました。さらに、2005年7月9日には秋葉原の秋葉原マークインタースペースにて「サーカス地方巡業 in 大日本○国2」の一環として公開録音も行われ、リスナーとの交流を深めました。

番組内では、「かゆい」という言葉が独特の使われ方をしています。これは、単なる痒みを指すのではなく、こそばゆさの最上級、つまり非常に萌える状態を表す言葉として用いられています。

CIRCUSの公式サイト内の番組ページでは、番組オリジナルの壁紙がプレゼントされていました。壁紙のダウンロードに必要なパスワードは、番組の最後に発表されていましたが、このプレゼント企画は2005年9月で終了しました。

リニューアルと番組の終焉

その後、『サーカス情報局ボルケ〜ノ』は『サーカス情報局ボルケ〜ノR』としてリニューアルされました。リニューアル後は、超!放送局にて毎週金曜日の23:00から24:00まで生放送が行われました。

『サーカス情報局ボルケ〜ノR』は全33回で終了し、その後、ゲーム「エターナルファンタジー」の発売に伴い、『サーカス情報局ボルケ〜ノEF』と番組タイトルを改め、番組内容も同ゲームに特化したものに変更されました。この体制で全46回まで番組は続き、キャンペーンとしての役割を終えた後、さらに『サーカス情報局ボルケ〜ノF』とタイトルを改め、全50回をもってインターネットラジオとしての番組は終了しました。

番組コーナー

この番組では、リスナー参加型の様々なコーナーが展開されました。

普通のボルケーノ: リスナーからのお便りを紹介するコーナー。
ボルケーノ川柳: 「ボルケーノ」という単語をどこかに入れた川柳を紹介するコーナー。
サーカスフェティッシュ: リスナーのフェティッシュな部分を紹介するコーナー。
5W1H（終了）: リスナーから投稿された「いつ？」「どこで？」「誰が？」「何を使って？」「なぜ？」の5Wのフレーズを組み合わせて「かゆい」文章を作成するコーナー。文章が完成したことで終了しました。
新コーナーを考えよう（終了）: 5W1Hに代わる新しいコーナーを募集するコーナー。このコーナーを経て、「あの子のことが知りたい（仮）」、「ボルケノ子育成計画（仮）」、「紅白かゆい合戦」、「ボルケーノシチュエーション」といった新コーナーが誕生しました。
あの子のことが知りたい（仮）: リスナーから名前と特徴を募集し、そこから人物像を想像するコーナー。
ボルケーノのテーマを考えてみない?!（第36回〜）: 歌詞や単語をリスナーから募集し、それをもとに橋本みゆきが「ボルケーノのテーマ」や「らまマンのテーマ」を作成するコーナー。
ボルケの子育成計画（仮）: 番組キャラクターを募集したワード（特徴・性格など）をもとに育成していくコーナー。
紅白かゆい合戦: パーソナリティの二人がそれぞれ引いた「かゆい」ワードのどちらがより「かゆい」（萌える）かを競うコーナー。
ボルケーノシチュエーション: ゲスト出演時にのみ行われるコーナーで、リスナーから募集したシチュエーションをもとにらまマンがセリフを考え、ゲストとパーソナリティが感情を込めてセリフを言うコーナー。（過去のゲスト：bamboo、橋本みゆき、まきいづみ、安玖深音、桃井はるこ、宮崎羽衣）
サーカスインフォメーション: CIRCUS関連のイベント情報などを紹介するコーナー。
萌えしりとり: エンディングコール後にしりとりをするコーナーだが、特に萌えることはなかったようです。

ゲスト

桜川ひめこ (#98) (2006/10/24)

外部リンク

番組公式サイト
音泉 - ウェイバックマシン（2004年4月9日アーカイブ分）

この番組は、リスナーとの交流を大切にし、独特の「かゆい」という表現や数々のコーナーを通して、多くのファンに愛されました。

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