サーシャ・カライジッチ

サーシャ・カライジッチ：高身長FWの軌跡

サーシャ・カライジッチ（Saša Kalajdžić）は、1997年7月7日、オーストリアのウィーンで生まれました。現在は、ドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトに所属し、オーストリア代表としてもプレーする、将来を嘱望されるフォワードです。

クラブキャリア

カライジッチは、FCアドミラ・ヴァッカー・メードリングでそのキャリアをスタートさせました。当初はミッドフィールダーとしてプレーしていましたが、後にセンターフォワードへとコンバートされています。その才能が開花し始めた2019年7月5日、ドイツのVfBシュトゥットガルトと3年契約を締結。

しかし、加入直後のプレシーズンキャンプで右膝の前十字靭帯を損傷するという重傷を負い、復帰は2019年末以降にずれ込むことに。苦難を乗り越え、2020年5月28日のハンブルガーSV戦で後半途中から出場し、ついにシュトゥットガルトでのデビューを果たしました。続く1.FCニュルンベルク戦では移籍後初ゴールを記録。

2020-21シーズンには、リーグ戦のみで16ゴールを挙げる活躍を見せ、シュトゥットガルトの昇格シーズンにおけるリーグ戦9位フィニッシュに大きく貢献しました。その活躍が認められ、2022年8月31日には、イングランド・プレミアリーグのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCに5年契約で移籍。

しかし、2024年1月7日には、アイントラハト・フランクフルトにシーズン終了までのレンタル移籍で加入し、再びドイツの地でプレーすることになりました。

代表キャリア

カライジッチは、2017年から2019年にかけてU-21オーストリア代表を経験。そして、2020年10月14日に行われたUEFAネーションズリーグのルーマニア代表戦で、オーストリア代表として念願の初出場を果たしました。

人物

カライジッチの父親はセルビア人であり、彼自身もセルビア国籍を保有しています。恵まれた体格と、空中戦の強さ、前線での献身的なプレーが持ち味で、今後の活躍が期待される選手の一人です。

オーストリア代表、そしてフランクフルトでの今後の活躍に注目が集まります。

外部リンク
サーシャ・カライジッチ (@sasakalajdzic) - Instagram
サーシャ・カライジッチ - National-Football-Teams.com (英語)
* サーシャ・カライジッチ - Soccerway.com (英語)

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