ザキロバ!アシュラのススメ

概要

『ザキロバ!アシュラのススメ』は、2011年4月から2014年3月まで放送されていた名古屋の深夜バラエティ番組です。メ〜テレ制作で、山崎弘也（アンタッチャブル）とお笑いトリオ・ロバートのメンバーがMCを務めました。

放送日時: 毎週水曜日の0:20 - 0:50（火曜日深夜）で、視聴者との一体感を大切にしたスタジオ形式で進行されました。番組では、観客が専用の帽子を着用し、出演者と共に楽しむ構図が特徴的でした。

番組の特徴

番組タイトルに含まれる「アシュラ」は、三つの顔を持つ阿修羅像から取られています。各回のテーマに沿ったプレゼンテーションが行われ、レギュラー出演者は「アシュリート」としてそのテーマの魅力を3つの視点から紹介します。

満足度はゲストが判断し、「赤アシュラ」「黄アシュラ」「青アシュラ」といった評価が用意されています。評価が高いと「金ピカアシュラ」が得られ、更にそれが10体集まることで豪遊ロケのチャンスが生まれる仕組みになっています。

放送内容の変遷

番組が進行するにつれ、プレゼンのスタイルは変更を迎えました。初期のころは「〜の手」という評価方法がありましたが、2011年末頃にはこのスタイルが廃止され、最終的にはゲストの判断に委ねる形式に移行しました。　

2011年に韓国での豪遊ロケが実現し、2012年には拡大版の特番も放送されました。また、後期では前半がVTR中心、後半はスタジオトークという構成が定着し、アシュラくんによる特別コーナーも設けられました。

その他のコンテンツ

様々な企画が進行され、特に「ワールドアシュリート」や「芸能人だってアシュりたい」などが印象に残ります。これらは視聴者に新たな視点を提供し、バラエティ豊かな内容に溢れていました。

出演者の紹介

番組には、メインキャストとして山崎弘也、秋山竜次、馬場裕之、山本博が出演。アシスタントには塩尻奈都子アナウンサーが起用され、「アシュラ界の管理人」という役柄で視聴者を導きました。

観客も番組の一部として楽しむスタイルが確立されており、視聴者参加型のスタジオ収録が演出面において大きな特徴を持っています。

番組の変革

2014年からは、地域密着の新たな番組「名古屋ほじくりバラエティ ザキロバ○○（仮）」がスタートし、さらに「ザキロバケイコ」としてレギュラー化。3年間に亘り様々な角度から愛され続けてきた本番組の影響は文化的にも大きなものでした。最終的に、2016年には新たな番組『ザキとロバ』が放送され、7年半にわたる「ザキロバ」の集大成を迎えました。

まとめ

『ザキロバ!アシュラのススメ』は、名古屋という地域に根ざした一風変わったバラエティ番組で、そのユニークなコンセプトと視聴者の参加によって、多くのファンに支持されました。これらの形態や内容の変遷も踏まえ、その存在は日本の深夜バラエティの重要な一部として刻まれています。

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