ザブングル (お笑いコンビ)

ザブングルの歴史とメンバー紹介

ザブングルは、1999年に結成された日本のお笑いコンビで、2021年に解散しました。活動の拠点はワタナベエンターテインメントであり、主に漫才やコントを中心に活動をしていました。2007年に行われた『M-1グランプリ』ではファイナリストに進出し、その存在感を示しました。

メンバー

松尾 陽介

松尾陽介（まつお ようすけ）は、1977年生まれで、主にツッコミを担当し、コントでは真面目さや気性の荒いキャラクターを演じることが多いです。名古屋市出身で、愛知高等学校を卒業後、大学に進学するも中退しました。兄とは非常に仲が良く、3歳上の兄がいます。趣味は野球観戦で、プロ野球に多大な関心を持っています。また、徹底的なスポーツのデータに精通しており、『アメトーーク!』における「運動神経悪い芸人」企画ではその運動神経の悪さを披露しました。2021年に引退後は起業家として、株式会社OMATSURIを設立し、マーケティング支援などを行っています。

加藤 歩

加藤歩（かとう あゆむ）は1974年生まれで、主にボケを担当しています。三重県四日市市出身で、名古屋商科大学に入学後、俳優業やお笑いに情熱を注ぎました。彼の名前の由来は、将棋好きな父親から来ており、自身の特徴をネタにすることもあります。解散後は「ザブングル加藤」としてピン芸人として活動しています。彼はまた、さまざまなミームの元になり、その一つ「インポシブル・ガイ」は海外でも流行しています。最近ではFP資格を取得し、家族についてのエピソードも多く語られています。

漫才とコントのスタイル

ザブングルのネタは主に漫才やコントですが、特にコントに重きを置いていました。加藤は特徴的な顔芸や自虐ネタで知られており、「悔しいです!!」というフレーズが彼の象徴的な言葉となっています。また、松尾は「壊れかけのRadio」のモノマネなど多彩な持ちネタを持ち、ブレインとしての役割も果たしていました。

活動と解散

2019年には闇営業問題に関与し、それが原因で謹慎処分を受けることとなりましたが、2021年に解散を発表。松尾はその後、企業家として新たな道を歩むことになり、加藤は引き続き芸人としての活動を続けることを決意しました。彼らのコンビとしての活動は続かなかったものの、それぞれの道で新たな挑戦を続けています。

ザブングルは、思い出深いネタや彼らのユーモアで多くのファンを魅了し続けている存在です。彼らの影響は今でも多くの人々に残っており、笑いの中で生き続けています。

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