ザ・キャブ

ザ・キャブ (The Cab) - 華やかなラスベガスが生んだロックバンド

ザ・キャブは、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスで2004年に結成されたロックバンドです。高校生だったアレックス・デロンを中心に結成され、2008年にデビューを果たしました。メンバーは、アレックス・デロン、ジョーイ・サンダー、チャントリー・ジョンソン、デイヴ・ブリッグスの4人です。

バンドの軌跡

結成からデビューまで

2004年、アレックス・デロンとキャッシュ・コリガンを中心にバンドが結成されました。2007年、パニック!アット・ザ・ディスコのスペンサー・スミスにデモ音源を渡したことがきっかけで、フォール・アウト・ボーイのピート・ウェンツの目に留まり、彼の主宰するレーベル、ディケイダンス・レコードと契約を結びました。

デビュー・アルバムと初の来日

2008年4月、デビュー・アルバム『ウイスパー・ウォー』をリリースし、Billboard 200で最高108位を記録しました。同年9月には、"Decaydance Festival"で初の来日公演を行いました。

困難を乗り越えて

2009年、ニューアルバムの制作中にパソコンが故障し、作成していた新曲や歌詞のデータを全て失うというアクシデントに見舞われました。さらに、ギタリストのイアン・クロフォードが音楽性の違いから脱退。その後、ブライアン・ドーソンをギタリストに迎えましたが、ベーシストのキャッシュ・コリガンも脱退し、バンドは一時メンバーが減少しました。

新体制とセカンド・アルバム

2011年、ディケイダンス・レコードから離れ、ドラマーのアレックス・ジョンソンが脱退。ベーシストのジョーイ・サンダーが正式メンバーとして加入しました。同年8月には、2枚目のアルバム『シンフォニー・ソルジャー』を自主制作でリリースし、Billboardアルバムチャートで最高62位を記録しました。このアルバムには、ブルーノ・マーズやピート・ウェンツ、マルーン5のアダム・レヴィーンなど、豪華なメンバーが作詞・楽曲制作に参加しています。

レーベル契約とツアー

2012年、ユニバーサル・[[リパブリック・レコード]]との契約を発表し、マルーン5の"オーヴァーエクスポーズド・アジアツアー"でオープニングアクトを務めました。その後、"TWILIGHT RECORDS TOUR 2012"で3度目の来日を果たしました。

EPリリースとソロ活動

2014年4月、EP『Lock Me Up』を発売。その直前にマーシャルが脱退を発表しました。2015年には、アレックス・デロンがBohnes名義でソロ・デビューを果たしています。

メンバー

アレックス・デロン
ジョーイ・サンダー
チャントリー・ジョンソン
デイヴ・ブリッグス

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

ウイスパー・ウォー (2008年)
シンフォニー・ソルジャー (2011年)

EP

* Lock Me Up (2014年)

ザ・キャブは、メンバーの脱退やレーベルとの契約解除など、様々な困難を乗り越えながらも、独自の音楽性を追求し続けるバンドです。今後の活躍にも注目が集まります。

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