ザ・ゴールデン・ヒストリー

「ザ・ゴールデン・ヒストリー」概要

2016年9月7日、ももいろクローバーZから16枚目のシングル「ザ・ゴールデン・ヒストリー」がリリースされました。この楽曲は、彼女たちの成長と歴史を振り返る内容となっており、特にファンや関係者にとって意味深い作品となっています。音楽的な側面だけでなく、ももクロのこれまでの活動を象徴する楽曲として非常に重要な役割を果たしています。

収録曲の解説

ザ・ゴールデン・ヒストリー

この曲は、作詞を只野菜摘と浅利進吾が手掛け、作曲も浅利進吾が担当したもので、編曲には長谷川智樹が関与しています。 彼女たちは路上ライブからスタートし、2016年春には初のドームツアーを成功させ、続いて海外ツアーを控える中で、自身の歩んできた歴史を音楽で語るこの楽曲を発表しました。また、同時期に結成からのドキュメンタリー『はじめてのももクロ -完全版-』もリリースされ、幅広い層にアプローチしています。

Billboard JAPANでは、この曲は「ももクロが結成時から掲げる“笑顔を届ける”というメッセージを、広く伝えていくための究極のエンターテインメント」と位置付けられています。特に大サビで、様々な時代を超えながら強くなる様を表現した部分が強調されており、聴く者に深い感動を与えます。

また、この曲のサビ部分では、特有の振り付けが施されており、カタカナの「ヒ」を指3本で作り、跳ねる動作が印象的です。さらにこの曲は、米久の「御殿場高原あらびきポーク」のCMソングとしても使用されています。

DECORATION

「DECORATION」は、invisible mannersが作詞・作曲・編曲を担当した楽曲です。彼らは同年の春にリリースした「マホロバケーション」が高評価を得ており、その流れを受けて再び起用されています。

Hanabi

この曲は、作詞に岩里祐穂、作曲に前山田健一、編曲に永井ルイが携わっています。「Hanabi」は、NHK・BS時代劇『伝七捕物帳』の主題歌であり、「人は何度でもやり直せる」という力強いメッセージが込められています。作詞者の岩里祐穂は、特定のアーティストに対する鎮魂歌となるような内容を意識して作り上げており、そのアーティストに関する具体的な情報は明かされていませんが、彼の描いた希望に満ちた絵を称えています。

伸ルカ反ルカ

「伸ルカ反ルカ」は、福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手の専用曲として作られました。柳田選手は、ももクロの大ファンで、彼女たちのライブイベントに参加するほどの熱の入れようを示しています。この曲は、柳田選手のために特に作られたもので、彼の登場曲としても使用されています。

参加ミュージシャン

「ザ・ゴールデン・ヒストリー」では、多くのミュージシャンが参加しており、特に注目されるのは長谷川智樹のギターとプログラミング技術です。また、トランペットやトロンボーンなど、多様な楽器が取り入れられています。

トラックリストと特典

このシングルの特筆すべき点は、初回限定盤にミュージックビデオのオフショット映像が付属していることです。異なる盤でジャケットの裏面を並べると、そこに「THE GOLDEN HISTORY」の文字が浮かび上がるデザインが施されています。

• - 初回限定盤A（CD+Blu-ray）

- ザ・ゴールデン・ヒストリー [5:02]
- DECORATION [4:36]
- Hanabi [4:59]
- 各楽曲のoff vocal ver.
- Blu-rayにミュージックビデオとオフショットが収録されています。

• - 初回限定盤B（CD+Blu-ray）

- 同様に「ザ・ゴールデン・ヒストリー」や「DECORATION」などの楽曲を収録し、「DECORATION」特有のミュージックビデオとオフショットも収録されています。

• - 通常盤（CD）

- シングルの各楽曲が含まれ、off vocal ver. のバージョンも収められています。

まとめ

「ザ・ゴールデン・ヒストリー」は、ももいろクローバーZが推し進めてきたエンターテインメントの新たな幕開けを感じさせる重要なシングルです。楽曲を通して彼女たちの成長や情熱が感じられ、ファンにとっても特別な一枚となることでしょう。

もう一度検索