シェーン・グリーン

シェーン・グリーン：波瀾万丈な野球人生

シェーン・グリーン（Shane Greene）は、1988年11月17日生まれ、アメリカ合衆国フロリダ州出身のプロ野球選手です。右投右打の投手で、現在はフリーエージェント（FA）となっています。「グリーニー（Greeny）」や「シェーナー（Shaner）」という愛称で親しまれています。

プロ入りからヤンキース時代

2009年のMLBドラフトでニューヨーク・ヤンキースから15巡目（全体465位）で指名され、プロのキャリアをスタートさせました。ルーキー級でのデビュー後、着実にステップアップし、2013年にはAA級まで昇格。同年オフにはヤンキースとメジャー契約を結び、40人枠入りを果たしました。

2014年にはメジャーデビューを果たし、初勝利も記録しましたが、安定した活躍とは言えず、AAA級との昇降格を繰り返しました。しかし、この経験が後の活躍の糧となります。

タイガースでの飛躍

2014年オフに三角トレードでデトロイト・タイガースへ移籍。2015年は先発ローテーションの一角として期待されましたが、打ち込まれる場面も目立ちました。しかし、2016年にリリーフへ転向すると、徐々に才能が開花。2017年にはチーム最多の71試合に登板し、シーズン後半にはクローザーも務めました。4勝3敗9セーブ、防御率2.66という好成績を残し、リリーフ投手として大きく飛躍しました。2018年には32セーブを記録しています。

ブレーブス、そしてドジャースへ

2019年7月、アトランタ・ブレーブスへトレード移籍。クローザーとしての役割を期待されましたが、プレッシャーからか本来の力を発揮できず、配置転換となりました。2020年オフにFAとなると、2021年シーズン途中にブレーブスと再契約。しかし、再びFAとなると、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍しました。ドジャースでは目立った活躍はできず、再びFAとなりました。

ヤンキースへの復帰、そしてカブスへ

2022年、古巣ニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結び、AAA級で調整後、メジャー契約を結びましたが、再びDFAとなり、FAとなりました。その後、再びヤンキースとマイナー契約を結びましたが、故障に苦しみ、オフにFAとなりました。

2023年はシカゴ・カブスでプレー。メジャーとマイナーを行き来し、シーズンオフにFAとなりました。

プレースタイル

最速150km/hを超える速球と、スライダー、チェンジアップなどを織り交ぜた投球が持ち味。リリーフとして短いイニングを全力で抑え込むスタイルです。特にタイガース時代には、クローザーとしてその能力を遺憾なく発揮しました。

年度別投手成績

（2023年度シーズン終了時点）

記録

MLBオールスターゲーム選出：1回（2019年）

背番号

39（2014年 - 同年途中）
61（2014年途中 - 2019年7月30日、2021年 - 同年8月9日、2022年7月23日）
19（2019年8月3日 - 2020年）
28（2021年8月22日 - 同年終了）
25（2022年5月15日）
51（2023年）

外部リンク

MLB公式サイト - シェーン・グリーン
シェーン・グリーン (@sagreeney) - X（旧Twitter）
シェーン・グリーン (@sagreeney) - Instagram


シェーン・グリーンは、その野球人生において様々な経験を積み重ねてきました。苦難を乗り越え、常に前向きに挑戦する姿勢は、多くの人々に勇気を与えてくれるでしょう。今後の活躍にも期待したいと思います。

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