シオネ・トゥイプロトゥ

シオネ・トゥイプロトゥは、1997年12月2日にオーストラリアのフランクストンで生まれたラグビーユニオン選手です。主にセンター（CTB）としてプレーし、そのパワフルな突破と守備で知られています。

若い頃からその才能を発揮し、U20オーストラリア代表に選ばれるなど、期待の若手として注目されました。

プロとしてのキャリアは、ブリスベンボーイズカレッジを経て、メルボルン・ライジングやスーパーラグビーのレベルズで経験を積みました。その後、日本へ活躍の場を移し、2018年に当時のヤマハ発動機ジュビロ（現在の静岡ブルーレヴズ）に加入しました。日本での公式戦初出場は、同年12月1日に行われたジャパンラグビートップリーグの順位決定トーナメント、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス戦で、この試合に先発出場しています。

2021年からは活躍の舞台をヨーロッパに移し、ユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップに所属するスコットランドの強豪、グラスゴー・ウォリアーズに加入しました。ここではチームの中心選手として活躍しています。

国際舞台では、U20オーストラリア代表としての経験を持つものの、シニアレベルではスコットランド代表を選択。スコットランド代表の一員として数多くのテストマッチに出場し、その実力を世界に示してきました。

そして、2024年10月には、スコットランド代表チームのキャプテンという大役を任されました。これは、彼がチーム内でいかに重要な存在であり、リーダーシップを発揮できる選手であるかを証明しています。オーストラリアで生まれ育ちながらも、スコットランド代表の魂を持つ選手として、今後のさらなる活躍が期待されています。

もう一度検索