シソンヌ (お笑いコンビ)

シソンヌの概要

シソンヌは、吉本興業東京本社に所属する日本のお笑いコンビで、2006年に結成されました。このコンビは、2014年のキングオブコントで優勝し、その後の活動においても幅広いジャンルで活躍しています。メンバーは、「じろう」と「長谷川 忍」の2人で、二人ともNSC東京校の11期生としてデビューを果たしました。

メンバーのプロフィール

• - じろう（1978年7月14日生まれ、46歳）: 主にボケを担当し、一部のコントではツッコミも行います。
• - 長谷川 忍（1978年8月6日生まれ、46歳）: 主にツッコミを担当し、特定のコントではボケ役を務めます。

経歴

シソンヌは、お互いに26歳の時に、共にバイクで通学していたことがきっかけで知り合い、そのままNSCに入学しました。じろうは、以前はコント劇団に所属していましたが、さらなる成長を求めてNSCへ入学しました。一方の長谷川は、以前他の吉本所属芸人として活動していましたが、新たな相方を見つけるべくNSCに入ることを決意しました。

また、コンビ名の「シソンヌ」は、バレエの技法から名付けられました。長谷川が提案した「アラベスク」も候補に上がりましたが、じろうが「シソンヌ」という語に深く魅了されたため、この名前に決まりました。

キングオブコントとその後の成功

2014年のキングオブコントでは、初の決勝進出を果たし、ファイナルではチョコレートプラネットに勝利して優勝を手にしました。この成功を機に、シソンヌはより多くの観客に知られることになり、独自の単独ライブが開催されるなど、活動の場が広がりました。

2015年には、初の冠番組『ぶちぶちシソンヌ』がスタートし、2020年まで続くことになります。彼らのユニークなコントは、さまざまな媒体で評価され、特に『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』（NHK）への出演が強く印象に残っています。

2018年にはドラマ『今日から俺は!!』にコンビ揃って出演し、さらに幅広い活動を展開しています。最近では、プロ麻雀リーグのスポンサーとしても活動を開始し、その多彩なジャンルの活動が話題を呼んでいます。

芸風と影響

シソンヌは、職人肌のコント師として知られており、特におぎやはぎのスタイルから多くの影響を受けてきました。日常の場面を巧みに膨らませたり、ユーモラスなシチュエーションを作り出したりすることに長けており、特にじろうは過去の定食屋の経験を活かした独特の動きで演じています。

じろうがネタ作りの中心となる一方で、日常を演じることが多い長谷川との対比が、シソンヌならではの魅力を生み出しています。彼らは、コントの形式にこだわりを持ちつつも、自由な発想でネタを展開し、観客を楽しませています。

さらなる活動

シソンヌは、20代から60代まで幅広い年齢層に支持されており、特にファミリー層や仕事を持つ男性にも人気です。さらに、同じくNSCで学んだチョコレートプラネットとのイベントも定期的に行うなど、他の芸人との交流も大切にしています。

また、ブレイクに対する焦りを持ちつつも、自然体のままでの成功を望む姿勢は、多くのファンから支持されています。最近では、『有吉の壁』にレギュラーとして出演し、新しいキャラクターを演じるなど、多様な表現を続けています。

これからもシソンヌの今後の活動と成長には、目が離せません。

もう一度検索