シャングリラの歴史
シャングリラは、お笑いトリオとして
2009年に結成され、2011年まで活動を続けていた日本のコメディグループです。このトリオは
吉本興業に所属しており、関西の芸人文化の中で独自の存在感を示しました。彼らのネタは主にコント形式で、特に「
キングオブコント」などのコンペティションにも挑戦し、
2009年には準決勝まで進出しています。
メンバー紹介
シャングリラは、次の3人のメンバーから構成されていました。
1.
宮田 庸平(みやた ようへい)
- 生年月日:
1977年11月1日
- ツッコミ担当。身長163cm、体重67kg、血液型A型。大阪NSC23期生。体育館の観客動員数を覚えることに情熱を持っています。解散後は河中とともに東京へ進出し、コンビ「ダンシングヒーロー」として活動を開始しました。
2.
河中 美二(かわなか よしつぐ)
- 生年月日:
1980年3月29日
- ボケ担当。身長178cm、体重80kg、血液型B型。アメリカ人の血を引くクォーターで、明るいキャラクターとユニークなボケで知られていました。宮田と同様、トリオ解散後は「ダンシングヒーロー」に改名して活動を続けています。
3.
山本 晶子(やまもと あきこ)
- 生年月日: 1982年
9月10日
- ボケ担当。身長155cm、血液型A型。大阪NSC24期生で、R-1ぐらんぷりには「ウーマンリブ山本」というキャラクターで出場。彼女はトリオ解散後、ピン芸人として活動していましたが、2017年に引退しています。
活動期間
シャングリラは
2009年3月に結成され、当初は「キャバレーナイト」として活動してきました。その後、メンバーの一部が脱退したことにより、トリオ名を「シャングリラ」と改名し、最初の活動を開始しました。
彼らは、baseよしもとで「ワラbメンバー」「プチbメンバー」として数多くの舞台経験を積み、コントを披露しながらファンを増やしていきました。2011年9月19日、山本のブログで解散が発表され、最後の活動は同年の
キングオブコント2011の3回戦となりました。
解散後の活動
解散後、山本はピン芸人として「
山本あきこ」として活動し、多くの舞台で自身の漫談を披露していましたが、やがて引退を選びました。一方、宮田と河中はコンビ「赤い自転車」を結成し、その後、
吉本興業を退社して東京進出を果たし、「ダンシングヒーロー」に改名して再スタートを切りました。
出囃子とテレビ出演
シャングリラの出囃子には「Man & Woman」(
My Little Lover)が使用されており、数多くのテレビ番組にも出演していました。代表的な番組には「
爆笑トライアウト」「
爆笑オンエアバトル」「
オールザッツ漫才」などがあり、これらの出演を通じて認知度を高めていきました。
まとめ
シャングリラは、短期的ではありますが、日本のお笑いシーンにおいて印象的なトリオとして記憶されています。一部のメンバーは現在も活躍を続けており、彼らのユニークな個性やネタは多くのファンに愛され続けています。