シャークネード4

シャークネード4（フォース）：アメコミ的展開とパロディ満載のサメ竜巻映画

『シャークネード4（フォース）』は、2016年に公開されたアメリカのテレビ映画で、人気シリーズ「シャークネード」の第4作です。原題は『Sharknado: The 4th Awakens』。日本では『シャークネード ザ・フォース・アウェイクンズ』というタイトルでも知られています。

あらすじ：5年後の世界、新たな脅威

前回のシャークネードから5年。ハイテク企業アストロX社が開発した天候安定システムのおかげで、世界は平穏を取り戻していました。主人公フィン・シェパードは、亡き妻エイプリルの名を冠した農場で、息子ギルと母との静かな生活を送っています。

しかし、フィンが長男マットと姪のジェムと共にラスベガスのサメをテーマにしたホテルを訪れた際、再びシャークネードが発生。しかも、今回のシャークネードは砂嵐、炎、電気、そして原子力発電所の核燃料までも巻き込み、ヌークリアネードへと進化。触れたものを原子分解するサメを撒き散らし、アメリカ全土を恐怖に陥れます。

一方、前回の戦いで死亡したと思われていたエイプリルは、父ウィルフォード博士の手によってサイボーグとして蘇っていました。ニュースでフィンの生存を知ったエイプリルは、家族と合流し、フィンと共にヌークリアネードに立ち向かうことを決意します。

登場人物：おなじみのキャラクターと新展開

フィン・シェパード（演：アイアン・ジーリング）
シャークネードから何度もアメリカを救った英雄。今回はチェーンソーに加え、西洋剣のようなチェーンソーやメカスーツを装備して戦います。
エイプリル・ウェクスラー（演：タラ・リード）
フィンの妻。サイボーグとして蘇り、驚異的な身体能力と様々な武器を駆使して戦います。
ジェム（演：マシエラ・ルーシャ）
フィンの姪。フィンと共にシャークネードと戦います。
マット・シェパード（演：コディ・リンリー）
フィンの長男。結婚相手と共にシャークネードに遭遇し、フィンと協力して戦います。
クラウディア・シェパード（演：ライアン・ニューマン）
フィンの長女。祖父ギルバートと共にメカスーツ開発を手伝い、シャークネードとの戦いに参加します。
ギルバート・シェパード大佐（演：デヴィッド・ハッセルホフ）
フィンの父。アストロX社でメカスーツ開発を手伝い、フィンと共に戦います。

見どころ：パワーアップしたシャークネードとパロディ

本作の最大の見どころは、様々な属性をまとって進化するシャークネード。砂嵐、炎、電気、そしてヌークリアネードと、想像を超える展開が繰り広げられます。

また、スター・ウォーズ、ターミネーター、オズの魔法使、アイアンマンなど、様々な映画のパロディも満載。特に、原題とオープニングは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒|スター・ウォーズ_フォースの覚醒』のパロディとなっています。

まとめ：何も考えずに楽しめるB級パニック映画

『シャークネード4（フォース）』は、ツッコミどころ満載ながらも、何も考えずに楽しめるB級パニック映画です。アメコミのような展開やパロディ要素も満載で、シリーズファンはもちろん、初めてシャークネードを観る人でも楽しめるでしょう。

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