ショーバト!

番組概要

『ショーバト!』は、日本テレビ系列にて2010年4月から9月まで放送されたバラエティ番組です。放送時間は毎週火曜日の23:58から翌0:29まで。ハイビジョン制作され、多くの視聴者に楽しんでもらいました。番組は、元々2010年1月に放送された特別番組『芸能人!ヒットソングで爆笑SHOWバトル』が好評を博したことで、レギュラー化が決定しました。そして、正式なレギュラー放送以降も特別番組が制作され続けるなど、その人気は根強いものでした。

番組の内容

カバー対決

主な内容は、芸能人が「ロンブーチーム」と「チュートチーム」に分かれて、過去と現在のヒット曲をカバーし、対戦形式で競い合うというものです。パフォーマンスは多種多様で、ロケやスタジオでの撮影に加え、音楽ビデオの完コピ、ドラマ仕立て、替え歌、不思議なイリュージョン、料理、アニメの実写化など、自由自在に展開されます。これにより、視聴者は毎回新鮮な驚きを体験することができました。

また、ゲスト審査員が勝敗を決定し、敗者には指定された罰ゲームが課されることもあり、緊張感を持ちながらもユーモア溢れる展開が続きました。番組の終盤には「ニューバト!」というコーナーがあり、ゲストは新しいバトル企画を提案することができ、これが視聴者にとって新たな楽しみとなりました。

毛利忍プロデューサーによると、カバー対決のコンセプトは「ガチ」であり、出演者に真剣に取り組んでもらい、その真剣さが笑いを誘うという狙いがありました。この「真剣さ」を大切にすることで、視聴者に最高のエンターテインメントが提供されていたのです。

ミニバト!

番組の後半には「ミニバト!」というコーナーがあり、若手の芸人たちが音楽ネタを披露します。司会者である淳や亮、徳井、福田は、1人ずつ若手芸人を指名し、ゲスト審査員が「アリバト」か「ナシバト」を判定します。もし「ナシバト」に該当すると、指名された方には「ケツバトくん」という専用マシーンで尻を叩かれる罰が与えられます。このコーナーを勝ち抜くことで、本選でのPV制作権を得るチャンスが与えられるため、若手芸人たちには非常に重要なセクションとなっていました。

2010年8月には、この「ミニバト!」の出演者から選ばれた「ミニバトラーズ」が本選に進出し、さらに注目を集めました。

司会

この番組は、ロンドンブーツ1号2号の田村淳と田村亮、そしてチュートリアルの徳井義実と福田充徳が主要な司会を務めていました。進行は主に淳が担当し、2010年の特別番組の第1回には羽鳥慎一も加わっていました。

スタッフ

ナレーションはラルフ鈴木が担当し、構成には町山広美などの名前が挙がっています。ディレクターやプロデューサーには多くの才能が集結し、番組の成功を支えました。特に、毛利忍がラインプロデューサーとして本番組の発展に寄与し、その技術的な裏方の努力も光りました。

まとめ

『ショーバト!』は、新しい形のバラエティ番組として多くの視聴者に愛され、その独自のエンターテインメントスタイルが光る内容でした。芸能人たちの真剣なパフォーマンスと驚きに満ちた演出が織りなすエンターテインメントは、視聴者に大きな笑いと感動を与えました。

もう一度検索